コラム
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2022/09/30コラム
- 川﨑先生コラム 第27弾「柔道整復師 骨折を治す!」
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 川﨑先生コラムの第27弾をお届けいたします! 柔道整復師 骨折を治す! 柔道整復師は、外傷(骨折・脱臼・打撲・捻挫等)に対して回復を図るための治療を行うことがお仕事です。 医師以外に柔道整復師でなければ仕事として行ってはいけないという独占的業務でもあります。 骨折の治療なんかできるの?と不安に思うかも知れませんが、大丈夫!! もちろん経験も必要ですが日本医学柔整鍼灸専門学校は、卒業後に活躍できる柔道整復師の育成を教育基本としています。 だから、通常カリキュラム以外にも「ゼミ」があり実技を多く学ぶ時間を設けており、教科書以外の実践的な治療法を学ぶことができます。 骨折・脱臼の治療を行うためには 骨折、脱臼の治療を行う上で厳守するべき柔道整復師法という法律があります。 柔道整復師が骨折、脱臼を継続的に治療するためには、患者様が医師の診察を受けて医師から同意を得る必要があります。 同意の方法は口頭または書面でもよいですが、一番良いのは書面です。 ただし、応急処置を行う場合は必要ありません。 接骨院に患者様が来院した場合、柔道整復師は患者様の苦痛を取り除き、患部を悪化させないための応急処置をして医師に診察依頼をします。 同意を得られたら施術録に同意を得た旨を記載し、療養費(健康保険申請)を行う際にも申請書の摘要欄に同意年月日・病院名・担当医師名の項目の記載が義務づけられています。 骨折・脱臼治療の同意は、健康保険の取扱に関わらず労災・自費診療(トレーナー活動等)・交通事故の施術でも必要となっています。 自費施術でも同意なしでは治療ができないことは認識しておくべきことです。 第5中手骨骨幹部骨折をご紹介 キックボクシングの選手で、試合で負傷した症例です。 中手骨骨幹部骨折とは、手の甲にあたる部分の骨折です。 来院した時はパンパンに腫れて手が丸くなっていました。 骨折部分が斜めや螺旋状に亀裂が入ることが多く、回旋転位(捻じれた状態)を残すとオーバーラッピングフィンガーといって、指を曲げたときに隣接している指と交叉してしまう機能障害を残してしまうため整復(骨折を正常な位置に戻す)と固定管理が重要です。 画像は、初診時のレントゲン写真とレントゲンをシェーマ(絵図)したものです。 シェーマとはカルテを記載するときに利用する身体部位の絵図のことで、症状の内容を記事だけでなく絵図と一緒に残すことで視覚的に情報が伝わりやすくなります。 経過ごとにシェーマを作成して、カルテに残していき患者様の治癒過程を管理していきます。 シェーマを描くのは時間がかかり大変な作業ですが、患者様の状態を把握することができ、治癒~予後の予測まで考えていくことができるので必要な作業だと思っています。 経験だけでなく、こうした地道な作業が患者様の治療を行う上で自分の力になっていきます。 固定については、アルミ副子固定を5週間継続し、その後、仮骨(新しくできた骨組織)が形成され安定している状態であれば固定を変更していきます。 まだ、仮骨形成されても弱い骨なので、さらに隣接指と一緒にプライトンという材料を使用して局所固定を継続しました。 長期にわたる固定になりましたが、最終的に機能障害もなく治癒しました。 我慢強く治療を続けてくれた患者様に感謝しています。 患者様から温かいお言葉を頂き、「治療を続けられたのは、毎日、手を拭いて包帯を取り換えて清潔にしてくれたおかげです。」と言っておりました。 いつも「治療以外に大切なことがある。」ということを患者様から勉強させて頂いています。 骨折の治療をしている間は、毎日、固定は大丈夫か?痛みが出ていないか?と気にして落ち着きません。 しかし、治った時は嬉しくてその経験が自信に繋がっていきます。 治療を行うには、自信も必要ですが不安感も必要です。 不安感が慎重さを忘れず医療事故を防ぐ要素として働きます。 初心を忘れずこれからも、患者様と信頼を築けるように頑張っていきたいと思います。 柔道整復師・鍼灸師 本校柔道整復学科 専任教員 川﨑有子 週末のイベントでは先生ともお話しができます! >>オープンキャンパス情報はこちら 先生のコラムや授業の様子がわかる! >>ほかの柔道整復学科ブログはこちら まずは日本医専を知ろう! >>資料請求はこちら]
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2022/09/09コラム
- 川﨑先生コラム 第26弾「スポーツ選手の栄養」
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 川﨑先生コラムの第26弾をお届けいたします! スポーツ選手の栄養 スポーツ選手の栄養の目的は、コンディション維持とパフォーマンス向上の2つがあります。 より高いパフォーマンスを発揮し、維持していくために体力トレーニング以外に「食のトレーニング」が必要です。 適切な食事を取れる選手が強い選手であると考えられています。 ★スポーツ選手の消費カロリー スポーツ選手の消費カロリーは、平均して3000~4000kcalと推定され、瞬発系競技、持久系競技など競技性や体格、トレーニング強度によってカロリー消費は異なります。 一般の人の食事と比較して栄養度が高い食事で日常の食事を運動量に合わせて充実させる必要があります。 エネルギー量の増加に伴って各食品群からの摂取量をまんべんなく増やすように毎回の食事の献立の工夫が必要です。 ★必要な栄養 体に必要なエネルギーは、食事により摂取する炭水化物(糖質)・脂質(脂肪)・タンパク質の三大栄養素が供給源となります。 ビタミン・ミネラルは、直接のエネルギー源にはなりませんが、体の働きを調整する栄養素として重要です。 ① タンパク質 タンパク質は、筋肉・骨・血液などを作る材料で、人体の構成に関する最も基本的な栄養素です。 アミノ酸として吸収されて、運動のエネルギー源として利用されるよりもトレーニングにより鍛えられて発達・肥大してくる筋肉を合成する材料として重要な要素です。 筋、瞬発系アスリートに多く必要とされる栄養です。 ② 炭水化物(糖質) 炭水化物(糖質)は、タンパク質を体に吸収するときや脂肪を代謝させるときに不可欠な栄養素です。 特にスタミナ維持や疲労回復に必要な要素です。 食事から摂取した炭水化物は、ブドウ糖や果糖として吸収されます。 吸収された糖は、肝臓や筋肉中にグリコーゲンとして貯蔵され、運動時にそれがエネルギーとして利用されます。 このようにエネルギー源としての役割がありますが、アミノ酸や脂質から糖質を合成することによって、グリコーゲンを体内で生み出すことができるため通常は意識的に摂取をしなくてもいい栄養素です。 ③ 脂質(脂肪) 脂質(脂肪)は、生命維持のために必要な要素です。 スポーツ選手は油を減らすのが当たり前と思っている方もいますがそうではありません。 脂質は細胞やホルモンのもとになる大切な栄養素で脳、神経細胞の構成成分でもあります。 1日に摂取するエネルギーの25~30%を脂質から摂取することが望ましいとされています。 摂りすぎは体内で無駄な脂肪として貯蔵され体脂肪を増やすのでよくありませんが、減らしすぎもよくありません。 減量や増量などの目的に合わせて調整する必要があります。 ④ ビタミン ビタミン類は、水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあります。 運動時のエネルギー産生には不可欠で、コンディショニングの調整や疲労回復に重要な働きがあります。 からだ作りに利用される時に欠かすことのできない要素です。 エネルギー代謝には水溶性ビタミンの働きが重要でビタミンB1、B2、スポーツ時の精神緊張によるストレスの防止にはビタミンCの摂取が効果的です。脂溶性ビタミンには、ビタミンA・D・E・Kなどの種類があり、エネルギーの代謝には関係しませんが、抗酸化作用や骨形成、免疫などに欠かせない働きがあります。 ⑤ ミネラル ミネラルもエネルギー源ではありませんが、スポーツ選手のコンディショニングを保ったり、骨を作る重要な栄養素です。 特にミネラルは運動中の発汗と関係があります。 汗には水の他にナトリウム、カリウム、クロール(塩素)、カルシウム、鉄、マグネシウムなどが含まれており発汗とともに体外に失われていきます。 ミネラルは、筋肉収縮運動、神経の情報伝達、筋の働きの調節、筋肉痛の緩和に関係するためパフォーマンス維持に必要な要素です。 運動時の脱水に気を付けて水分補給をする必要があります。 ⑥ 鉄 スポーツ選手は発汗により鉄が損失されやすくスタミナ切れの原因に貧血があげられます。 エネルギーを作るには必ず酸素が必要です。 そのためには鉄は不可欠なのです。 一般に貧血は、血液中の酸素が不足して起こります。 血液の成分の一つである赤血球に含まれるヘモグロビンはヘムという鉄とグロビンというタンパク質でできており、呼吸により体内に取り込んだ酸素はヘムと結合して全身に運ばれます。 体内の鉄が不足して起こる貧血を「鉄欠乏性貧血」といい、多くはこの鉄欠乏性です。 激しい運動をすることで起きる貧血をスポーツ貧血と言われます。 マラソンやサッカー、バレーボールなど足裏に衝撃が持続的にかかるスポーツに多くみられる「運動性溶血性貧血」があり、これは足裏の衝撃により赤血球が破壊されヘモグロビンが溶血することにより起きる貧血です。 競技能力が急激に低下した場合は貧血を考えることも必要です。 トレーニング中に高脂肪食をとっておくと脂質のエネルギー代謝が盛んとなりグリコーゲンの消費を防ぎ、持久性が高まるので長時間にわたる持久系スポーツには大切なことです。 逆に短距離走や重量挙げなどのようなスピードやパワーを発揮するスポーツではグリコーゲンをいかに速く分解してエネルギーを産生するかが、重要となるので脂肪食よりも炭水化物の方が必要です。 ★スポーツ選手の栄養問題 栄養摂取障害と女性アスリートの三主徴(利用可能エネルギー不足、無月経、骨粗鬆症)が問題とされています。 質の高いトレーニングを継続して実践するためには、日々の疲労の回復が必須であり、特に炭水化物と脂質からのエネルギーの補給が必要です。 しかし炭水化物と脂質の摂取量が多くなると体重や体脂肪量の増加につながりパフォーマンスの低下につながることが懸念され食事量を減らす傾向があります。 減量が必要な競技では、脱水法や激しい食事制限を行い、急速に目標体重を達成しようとするケースが多くみられます。 計画のない減量は、低エネルギー状態が続くことでホルモン分泌量が低下し、発育発達障害や免疫機能低下、身体機能の低下つながります。 更には身体だけでなく精神的にもストレスがかかり、心身の障害が生じることも問題となっています。 体重コントロールには、除脂肪量(脂肪以外の部分で筋肉や骨など)を減らさず、体脂肪(体にある脂肪)だけを効率よく減らすことがポイントです。 過度な食事制限や偏った食事は体内の代謝を下げるため、脂肪が燃えにくくリバウンドを招きやすくなるため、減らしたい体重量により減量期間が変わってくることを理解し、計画を立てることが必要です。 終わりに 試合で最高のパフォーマンスを発揮するために必要なコンディショニング。 大切なのは栄養と休息です。 体の基礎を作りパフォーマンス維持をするためには食事は大切なトレーニングの一つです。 バランスの良い食事と言われてもあまりイメージがしにくいですよね。 そこで、「まごわやさしい」と和の食材の頭文字を覚えやすく語呂合わせにした合言葉があります。 7種類の食材をまんべんなく取り入れることで健康的な食生活が送れると言われています。 「ま」=豆 「ご」=ごま 「わ」=わかめ 「や」=野菜 「さ」=魚 「し」=しいたけ 「い」=いも の略です。 これを思い出すと今日不足した栄養素を考えることができ意識的にバランスの調整をすることができます。 スポーツ選手だけでなく、生活習慣病予防や、美容、ダイエットにもおすすめです。皆さん健康意識を高めて毎日活き活きと輝きましょう! 柔道整復師・鍼灸師 本校柔道整復学科 専任教員 川﨑有子 週末のイベントでは先生ともお話しができます! >>オープンキャンパス情報はこちら 先生のコラムや授業の様子がわかる! >>ほかの柔道整復学科ブログはこちら まずは日本医専を知ろう! >>資料請求はこちら]
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2022/09/02コラム
- 【片橋先生コラム・第26弾】~骨盤骨⁉~
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日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 お待たせしました! 片橋先生によるコラム・第26弾! 骨盤骨⁉ こんにちは。 柔道整復学科専任教員の片橋です。 猛暑が過ぎ、残暑となりました。 これからは例年を下回る涼しい日があるそうですね、お元気でしょうか。 行動制限のない夏休み。 日本医専では、コロナウイルス感染がピークの頃は一部オンライン授業を併用しながら、 学生の学びと感染対策を両立してきました。 もう、本当に落ち着いてほしいですね。 さて、みなさん、骨盤(こつばん)という言葉はよく聞きますよね。 骨盤がゆがむ、骨盤がずれる・・・って聞きますよね? 場所はご存知ですよね。 骨盤って何でしょうか。骨ですね。骨盤骨でしょうか? 実は、骨盤骨という骨はありません。でも、骨なんです。 骨盤はいくつかの骨が組み合わさった部分の呼び方です。 骨盤は男性と女性で形が違うというのも大きな特徴です。 内臓を入れる空間の横幅や立幅、形、恥骨の角度などが違います。 これは骨盤の機能が性別によって異なるからです。 その機能とは赤ちゃんを育てることですね。 女性の骨盤腔には卵巣と子宮があり、そこで胎児が成長するのに対応できるようになっています。 そして、出産! 体重3キロ、体長50センチほどの赤ちゃんが出てくる、骨盤から出す、わけですね。 左右の恥骨の間は軟骨や靭帯で繋がっています。 妊娠中、ホルモンの働きで靭帯がゆるみ、骨盤を広げます。 女性の恥骨の間は、出産時に一瞬開くこともあるそうです。びっくりですね。 今回は身近で知らない骨盤のお話でした。 (監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員) 週末のイベントでは先生ともお話しができます! >>オープンキャンパス情報はこちら 先生のコラムや授業の様子がわかる! >>ほかの柔道整復学科ブログはこちら まずは日本医専を知ろう! >>資料請求はこちら]
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2022/08/26コラム
- 【山中先生コラム・第3弾】~夏ののぼせ(ほてり)~
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 山中先生によるコラム・第3弾! 夏ののぼせ(ほてり) 皆さんは、熱い時期をどう過ごしていますか? まだまだ30度を超えるような暑い日が続きますね。 身体(首など)を冷やすために、皆様はどのような対策をとっているでしょうか。 「様々な冷却グッズを使う・涼しい場所で過ごす」など皆様独自の対処法があるかと思います。 どれも素晴らしい方法ですが、そこにもう一つ加えていただきたい施術POINTがあります。 覚えやすい名前かつ、覚えやすい場所ですので是非皆様に使ってほしいと思います。 のぼせとは首から上、特に顔や頭に発熱とは異なる熱感を生じるもの状態を指します。 また、発症要因として自律神経の働きがうまくいかないこと等で起こります。 この自律神経の乱れを調整することで、今回表題にしているのぼせに対応することができるようになります。 施術では、自律神経の調子を整えることも大変重要になります。 身体の末端には、自律神経の働きを整える素晴らしいツボがあります。 毎日使用して行くことで、自律神経の乱れが落ち着き精神的・肉体的な安心安定がはかられます。 自ら行うセルフケアで、是非皆さんののぼせやほてりの症状の緩和に使っていただければと思います。 ここから、いくつかご紹介します。 自律神経の乱れには、身体の末端部を刺激していくのがオススメ。 1つ目は、『百会(ひゃくえ)』 頭の頂点にあり、探しやすく触れやすいところにあります。 2つ目は、『合谷(ごうこく)』 手の甲にあり、母指と示指の間にあります(第2指側) 3つ目は、『太衝(たいしょう)』 足背にあり、第1・第2趾の間にあります。 のぼせの原因(熱所見)に対しては2つご紹介します。 1つ目は、『内庭(ないてい)』 第2・第3趾の間で水かきのようになっている場所にあります。 2つ目は『曲池(きょくち)』 肘を曲げた時にできる、しわの外側にあります。 自律神経を整え、身体から余分な熱を取り除くことでのぼせに対して対処していくことが可能になります。是非試してみてください。 担当教員:山中 直樹先生(本校柔道整復学科 専任教員) 鍼灸師・柔道整復師 あん摩マッサージ指圧師 整膚師師範 山中先生は本校TikTokでも活躍中✨ <<定期的に開催されるペヤングチャレンジの様子はこちら>> 週末のイベントでは先生ともお話しができます! >>オープンキャンパス情報はこちら 先生のコラムや授業の様子がわかる! >>ほかの柔道整復学科ブログはこちら まずは日本医専を知ろう! >>資料請求はこちら]
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2022/08/24コラム
- 「大学」よりも「日本医専」を選ぶ理由
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医療系国家資格の取得までに必要な単位数は大学でも専門学校でも同じです。 そのうえで大学と日本医専の違いを比較してみましょう! 大学よりも日本医専を選ぶ理由 大学でも専門学校でも医療系国家資格に向けての学習内容については大きく変わりません! どんなことを取り組みたいかを大切にして学校を選んでみてくださいね! 日本医専を知りたいならオープンキャンパスが一番!! 日本医専のオープンキャンパスで、 在校生や先生と一緒に楽しく学校を知りましょう!]
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2022/08/05コラム
- 【片橋先生コラム・第25弾】~灘校と酒と柔道と柔道整復師~
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日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 お待たせしました! 片橋先生によるコラム・第25弾! 灘校と酒と柔道と柔道整復師 みなさん、こんにちは。柔道整復学科専任教員の片橋です。 夏本番ですね。暑い~~、のが寒いのより私はずっと好きです。いかがお過ごしでしょうか。 とっても暑いので室内がよーーく冷やされていますね。エアコンでのどをからす方もいますので、寝るときなどはお気をつけくださいね。 さて、昨日は柔道整復学校協会の社団設立30周年記念式典がありました。 私はお手伝に伺いました。 関西からお手伝いに来ていた教員の方とお話していて、たまたま灘校の話がでました。 灘(なだ)校はご存知ですか? 灘校 関西では超有名な学校ですね。 灘高等学校の偏差値は79、学年の半分が東京大学へ進学し、残りの三分の一が京都大学に進学するような名門校です。 日本一とも言える進学校です。 灘は日本酒の酒造業が盛んで、地域の酒造家たちは昭和2年に旧制灘中学校を創立しました。 酒造家のひとつに嘉納家があり、嘉納治五郎は親戚にあたります。 嘉納治五郎は以前、オリンピックのコラムで書きましたが、アジア初のIOC委員で日本講道館柔道の生みの親ですね。 嘉納治五郎も顧問として創立に尽力し、校是(教育上の根本精神)には柔道精神の『精力善用』『自他共栄』が採られました。 『精力善用』 何事をするにも、その目的を達するために精神の力と身体の力とを最も有効に働かす、ということである。(抜粋) 『自他共栄』 社会を成し、団体生活を営んでいる以上、その団体・社会を組織している各成員が、その他の成員と相互に融和協調して、共に生き栄えることほど大切なるはあるまい。(抜粋) 講道館によると、「精力善用と自他共栄は、社会生活の根本原則である」と嘉納先生は言っていたそうです。 初代校長は嘉納治五郎の愛弟子でした。 このような背景をもつ灘校は柔道が必修のようです。 明治維新以降、新政府によって医療制度が西洋医学へと整備される頃、接骨術(柔道整復術)は存続の危機を迎えていました。 そのとき、接骨や道場で生計を立てていた人たちの運動に力を貸してくれたのが、嘉納治五郎先生です。 この運動の結果、柔道整復師という名称で接骨術は今に生き残ったのです。 私は灘高出身でお酒と柔道を愛する医師のクリニックでお世話になっていて、灘校と柔道の深い関係を聞いていました。 学校協会の式典ではお一方のご挨拶に、「兵庫県の灘校の設立に柔道の加納治五郎先生が関っていた」とありました。 疎遠になっているクリニックの先生に教えていただいたことを懐かしく思い出しました。 来月上旬には数年ぶりに柔道大会が開催されます。 (監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員) 週末のイベントでは先生ともお話しができます! >>オープンキャンパス情報はこちら 先生のコラムや授業の様子がわかる! >>ほかの柔道整復学科ブログはこちら まずは日本医専を知ろう! >>資料請求はこちら]
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2022/08/05コラム
- 川﨑先生コラム 第25弾「こんな進路もあるよ!部活指導員」
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 川﨑先生コラムの第25弾をお届けいたします! こんな進路もあるよ!部活指導員 柔道整復師は、接骨院、整形外科、フィットネスジム、スポーツトレーナー、介護福祉施設などが主な就職先ですが、スポーツに関わる仕事として、最近では柔道整復師の資格を持ちコーチ兼トレーナーとして、学校の部活動やクラブチームで活躍している方が多くいます。 競技に対する専門的なスキルと、障害予防に対する人体の構造と機能の知識を兼ね備えているので選手一人ひとりに対して必要な要素を考えることができ、強い選手の育成とチームの強化にもつながり心身ともに寄り添った指導ができることが魅力でもあります。 柔道整復師と部活指導員の関係 柔道整復師と部活指導員は関連がないように思うかもしれませんが、技術的な指導をしていくためには運動メカニズムの知識は必要となってきます。 専門的に学ぶとなるとトレーナーの仕事と両立ができる柔道整復師を選ぶことが多いです。 柔道整復師の資格を持つことで人体の構造と機能を理解し、外傷処置と障害予防、トレーニング理論、コンディショニングケア、栄養学などの専門知識を身に着けることができます。 なので、部活指導員が柔道整復師の資格を持つことは、ケガの予防やケガをした時の対応や今後のリハビリ指導、競技パフォーマンス向上に必要なトレーニング方法の指導、運動する上で必要な最低限の身体の使い方、競技レベルでの身体の使い方の指導など日々のコンディショニング指導を含めた総体的な指導をすることができます。 本校の学生の中にもクラブチームのコーチとしてアルバイトをしている学生がいます。 早く資格を取って練習指導以外で選手の力になりたいと頑張っています。 トレーナーとして選手をサポートするためには まずは、競技の動きや性質など競技性をよく理解することが必要不可欠です。 その動きのメカニズムからトレーニングメニューの指導や動作指導を行い「ケガをしない・させない体作り」 ただ障害に目を向けるのではなく、”なぜ障害につながってしまうのか”を考えて競技性から必要な身体能力を強化していき、練習メニューを組み立てることがパフォーマンス向上につながり良い選手を育成することに繋がっていきます。 部活指導員になるには 部活指導員とは、「中学校・高校の部活動において、学校長の監督下で顧問の代わりに単独で指導・引率ができる人のこと」です。 学校教育法において学校職員という身分が定められ学校職員という位置づけですが、公務員ではないため他職との兼業が可能です。 また、教員免許がなくても、指導経験があり、公益財団法人日本スポーツ協会等の団体認定の指導員資格があれば部活指導員になることができます。 例えば、私の場合柔道競技において、公益財団法人全日本柔道連盟の指導者認定を受けていますので、外部指導員として学校の武道の授業や柔道部の指導員になることができます。 部活指導員として働く 部活指導員はキャリアを広げてくれる職業ですが、それだけで生計を立てることは難しいです。 なので、ほかの仕事と両立させながら生活することになります。 ほとんどは、接骨院など治療院に勤めながら平日の夕方や土日に部活指導員として勤務することが多いです。 その他に、フリーランスとして企業に所属せずに個人事業主として活動を行う人であれば、働き方には複数の選択肢があります。 一つの職場だけでなく、働く場所や時間を自分自身で選択出来るため、理想とするライフスタイルを実現しやすくなります。 部活指導員として大切なこと 専門的な知識・技能を持ち、適切な指導が行われ想定される事故・ケガの未然防止することが大事です。 全ては部活動の質を向上させるために部活指導員を雇用しています。 実技指導、安全障害予防、技能指導、大会等の引率、事故が起きた際の対応など職務は責任が大きいです。 終わりに 今まではスポーツトレーナーとして働きたいという人が多かったが、最近では、多様性に富んだ働き方でコーチ兼トレーナーを目指す人も多くなっています。 コーチングスキルやトレーニング法や体のケア方法も、常に進歩しています。 向上心の強い選手ほど最新の情報を求めています。 常に新しい情報を集め選手に明確な情報を伝え説明することも大切な仕事です。 柔道整復師・鍼灸師 本校柔道整復学科 専任教員 川﨑有子 週末のイベントでは先生ともお話しができます! >>オープンキャンパス情報はこちら 先生のコラムや授業の様子がわかる! >>ほかの柔道整復学科ブログはこちら まずは日本医専を知ろう! >>資料請求はこちら]
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2022/07/15コラム
- 【片橋先生コラム・第24弾】~介護機能訓練~
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日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 お待たせしました! 片橋先生によるコラム・第24弾! 介護機能訓練 みなさん、こんにちは。柔道整復学科専任教員の片橋です。 梅雨が明けてあっという間に夏です。 地域によっては体温越え、いえ、40°越えーー!という猛暑ぶり。 しかも新型コロナウイルスの感染者数が再び上昇していて、マスクが外せない。 みなさん、とってもがんばっていますね。お元気でしょうか。 私は屋外にいて、「ちょっと頭いたい・・・熱中症かな・・・」と思うときがありました。 学生さんの中には熱中症になった方もいて、運動、水分、食事、睡眠には本当に気をつけてほしいなと思います。 食欲がわかないかもしれませんが、食事も摂りましょうね。 また、強度のエアコンで風邪をひいた方もいます。寒暖差にも要注意ですね。 さて、日本医専では2年次に介護実習を行います。 前回お伝えした接骨院実習と同様、学校外の施設におじゃまして現場を見せていただきます。 それが本来なのですが、今年度はコロナ禍で施設の訪問が難しくなってしまい、代替として学校内での実技を含めた講義になりました。 とても残念ですが、講師の先生が講義を用意してくださいました。 今回は介護分野のうち、機能訓練を中心に講義をお願いしました。 柔道整復教師は機能訓練指導員として介護施設で活躍することができます。 機能訓練とは一般にリハビリとも呼ばれるものです。 病気や怪我、老化のために衰えた機能を回復するために行う運動療法などの訓練です。 高齢者に対しては、身体機能や生活機能の維持・向上を目的としたものや認知症予防・誤嚥予防などの目的のものがあります。 特に、転倒予防や自宅や地域での生活ができるように移動のための足腰の訓練が中心になります。 個々人の身体状況や目標に合わせてメニューを作成していきます。 そのメニューを、訓練の目的から学生に考えさせていました。 ① まず、グループで意見を出し合って相談 ② みんなの前で発表! ③ そして、みんなで実際にやってみる。 お互いの意見に耳を傾け、考えてまとめる。 どのような動きなのか体を動かしてやってみる。 高齢者への指示としての声掛けはどうするのか。 学生のみなさんが心地よい集中力に包まれているのを感じました。 充実感のあるという意味で楽しい授業になっていましたよ。 (監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員) 週末のイベントでは先生ともお話しができます! >>オープンキャンパス情報はこちら 先生のコラムや授業の様子がわかる! >>ほかの柔道整復学科ブログはこちら まずは日本医専を知ろう! >>資料請求はこちら]
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2022/07/08コラム
- 川﨑先生コラム 第24弾「顎関節症になっちゃった!!顎関節症とは」
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 川﨑先生コラムの第24弾をお届けいたします! 顎関節症になっちゃった!!顎関節症とは オンライン生活やスマホ使用による姿勢異常(猫背)、コロナ禍のストレスで顎関節症になる人が増えているそうです。 私もある日突然に、ご飯を食べるとこめかみの所がゴリゴリ、ジャリジャリと音がし始めてもしや?と思ったら1週間後には口が半分しか開かなくなりました。 特に思い当たる原因は考えられないのですが、異常を感じるようになってから仕事が終わると頬や顎周囲の筋肉の痛みと首から側頭部にかけて重だるさとコリを感じます。 その他に耳鳴りと頭重感がとても気になるようになりました。 生活習慣を見直してみると長時間のパソコン作業と首肩の筋緊張が発症のきっかけかな?と思います。 だんだん症状が悪化してきたので、日本医専の美容鍼灸サロンAcure(アキューレ)で鍼治療を受けました。 なんと!!顎の違和感と耳鳴りが改善され筋肉の緊張も緩和され口が大きく開くようになりました。 その後は、調子がよく早く治療すればよかったなぁ~と思いました。 定期的に治療を継続したいと思います。 <<アキューレ公式サイトはこちら>> ☟ 顎関節症とは 顎関節症は多様な症状を訴え病態も様々です。 顎関節症は顎の関節を構成する骨、筋肉、靭帯といった構造のバランスが崩れることで発症します。 ①顎関節(※下図参照。耳の前にある関節)や咀嚼筋の痛み(下あごを動かす)、②関節の雑音(ギリギリ、ジャリジャリ、ザリザリ)、③開口障害(口を開けることができない)を主な症状とするもので、これらの症状が1つでもあれば顎関節症と診断されます。 つまり、口を開けようとすると顎が痛い、音がする、口が開かないといった症状があるときは顎関節症と考えられます。 発症要因で一番多いのはストレスの影響が考えられています。 リラックスしているときは上下の歯は接触しておらず1~2㎜ほど隙間が生じています。 しかし、緊張状態になると口を閉じる力が強くなり歯を食いしばる状態になります。 この状態が続くと顎への負担が慢性化して顎関節症を発症します。 ☟ 顎関節症の原因 最も大きな原因は、筋緊張による顎関節への過度の負荷です。 緊張する仕事をしている、対人関係の緊張、姿勢不良、硬いものを食べる、長時間の咀嚼、楽器演奏、長時間のデスクワーク、重量物の運搬、うつ伏せで寝ているなどがあります。 そのほか、歯並びが悪い、歯の嚙み合わせの異常なども発症の原因となります。 スポーツ選手でも競技中に歯を食いしばることが多いため顎関節症になる選手が多くいます。 ☟ 顎関節症のタイプ ①咀嚼筋障害型(筋の問題) 顎の筋肉の使いすぎが原因で頬やこめかみに痛みが生じます。 筋肉の緊張や、筋・筋膜の調和が崩れて噛み合せが悪くなることが原因とされます。 また、日常生活で受けるストレスによっても発症することがあります。 顎の歪みや頭痛、肩こり、耳鳴りを訴えることもあり、全身と局所の筋緊張を緩和するためにマッサージを行い安静にします。 ②靭帯・関節包障害型(関節の問題) 関節に異常があり、大きく口を開けたり、硬い物を噛んだり、歯ぎしりや食いしばりをすることで顎関節に痛みが生じます。 顎の痛みや関節運動障害が見られるため、あくびや硬いものを控え可能な限り安静にします。 ③顎関節内障型(関節円板の問題) 顎関節症の中で発生頻度が高く、関節円板(上顎の骨と下顎の骨の間に存在するクッションの役割をする組織)の異常が原因で発症します。 関節円板の位置がずれてしまっているため、口を開けるときや閉じるときにカクっと雑音やクリック音がします。 また、症状が悪化すると関節円板が前方にずれた状態で引っかかるようになるため大きく口を開けられなくなります。 主に開口障害や、関節の適合異常や動きの異常が見られ、一般的にマウスピース治療を行います。 ④変形性顎関節症型(変形の問題) 関節の変形が原因となって発症するタイプです。 加齢とともに発症する傾向があります。下顎頭の変形や顎関節の動きをスムーズにしたり、摩擦を軽減している関節円板に障害が起きます。 症状だけでは診断困難なためレントゲンを撮影して骨の変形がないか調べていきます。 主な症状としては、顎関節部の軟骨がすり減っていたり変形が生じているため、口を開けたり閉じたりする時にジャリジャリと雑音が生じ、開口障害がみられます。 マウスピース治療や開口訓練を行い顎への負担を軽減します。 ☟ セルフチェック(スリーフィンガー法) 口を開ける大きさを、指を横にして入れることで確認します。 ①指が3本入れば口を開ける大きさは正常です。 ②指が2本入らない状態は急性の顎関節症になっています。 早期であればすぐに治る可能性が高いので早目に治療を開始しましょう。 ③指1本が入らない状態は顎関節症が悪化して重症化している可能性があります。 すぐに専門の医療機関の受診をお勧めします。 ④指2本は入るけど指3本は入らない場合は、顎関節症が慢性化しています。 治るまでに時間が必要となります。 ☟ 治療とケア 顎関節症に対する治療の管理目標は、痛みを減少させること、顎機能などを回復させること、正常な日常活動を回復させることです。 多くは生活習慣や癖を改善することで症状を軽減することができます。 ①筋マッサージ法や筋訓練法などの治療 セルフケアとしての開口ストレッチや咀嚼筋マッサージなどを行い、痛みを軽減していきます。 筋肉は温めたほうが良いので風呂に入ってゆっくりマッサージするようにしてください。 関節の痛みが強い場合は悪化することがあるので要注意です。 ②薬物療法 鎮痛剤や非ステロイド性抗炎症剤の投与をすることで痛みを緩和させることができます。 咀嚼筋および顎関節痛に対する治療に効果があります。 ③マウスピース療法 噛み合せ異常にはマウスピース療法を行い顎関節への負担を軽減させます。 2 週間から1ヶ月、長くとも 3ヵ月ほどの基本治療で痛みや開口障害などの症状が改善しない場合はMRI検査や専門的対処が必要となります。 顎関節症は、慢性化すると治りにくく日常生活に影響を与えてしまいますので異常を感じたら早期に治療をすることが大切です。 また、顎の歪み(偏位)は、頭頚部のバランスや脊椎のバランスに影響します。 肩こりや頭痛、耳鳴りなどを併発することがあり、歪み自体は美容にも関係します。 美味しくご飯を食べることもできないため気分は憂鬱になってしまいます。 暑いですね~:;(∩´﹏`∩);: かなり猛暑日が続きますが、皆さんは元気にお過ごしでしょうか? 日本医専では、柔道部が再活動するようになり私も練習に出ています。 柔道部の練習で少しずつ体力強化とボディーメイクを頑張っています。 練習に参加している学生は1年生から3年生まで年齢も様々です。 暑いですが、みんな楽しく技を磨いています。 柔道経験者で柔道整復師を目指す方は、是非日本医専に来てください!! 待っています!!(*^-^*) 柔道整復師・鍼灸師 本校柔道整復学科 専任教員 川﨑有子 週末のイベントでは先生ともお話しができます! >>オープンキャンパス情報はこちら 先生のコラムや授業の様子がわかる! >>ほかの柔道整復学科ブログはこちら まずは日本医専を知ろう! >>資料請求はこちら]
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2022/06/24コラム
- 【山中先生コラム・第2弾】~腰痛で困ったとき~
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 山中先生によるコラム・第2弾! 腰痛で困ったとき 皆さんは、腰が痛くなった時どのように対処していますか? 何かを用いてもむ。ストレッチをする。など皆様独自の対処法があるかと思います。 どれも素晴らしい方法ですが、そこにもう一つ加えていただきたい施術POINTがあります。 覚えやすい名前かつ、覚えやすい場所ですので是非皆様に使ってほしいと思います。 身体には『腰痛点(ようつうてん)』という治療POINTがあります。 手の甲。人差し指と中指の間と小指と薬指の間にあります。片手に2か所、左右計4つあります。(写真参照) 柔道整復師や一般の方は指で、鍼灸師は鍼やお灸で刺激しながら腰を動かし痛みを取り除いていきます。 4か所の中で、特に痛みを感じる点を押しながら、前後や左右・振り向くなどの日常生活での不具合が出ている動きを行うことで症状の改善につながります。 手は、いつでも・どこでも触ることができます。 腰の辛い時や脹っている時、腰に不安を感じる時などに利用してみてください。 また、腰の痛みがある場合太ももの裏や膝の裏に脹ったような症状が出ることがあります。 このような症状が出る際に、おすすめの施術POINTがありますのでこちらも一緒に試していただきたいと思います。 どこに施術POINTがあるかというと、膝の真裏です。 鍼灸のツボでいうと『委中(いちゅう)』と呼ばれる場所になります。 歩行時や膝の曲げ伸ばしをする際に、負担がかかり疲れがたまりやすい場所になります。 膝の裏を揉みほぐすことにより、太ももの裏や膝裏の脹りが和らぎます。 腰が痛い時には、現状痛い場所をいきなり触るのではなく手や足などの離れた場所から身体を緩めて(症状の緩和をして)いくことをお勧めいたします。 日常生活の中で、どの動きで痛みがあるのか。 温めたり冷やしたり、何をしたら楽になるのか。 手や足など押すことで楽になる場所がないか。 一度落ち着いて自分の身体を観察していただき、自らの身体の変化にいち早く気付き対処することが大切です。 大きな痛みが来る前に是非今回ご紹介したPOINTを試していただければと思います。 是非、使ってみてください。 担当教員:山中 直樹先生(本校柔道整復学科 専任教員) 鍼灸師・柔道整復師 あん摩マッサージ指圧師 整膚師師範 週末のイベントでは先生ともお話しができます! >>オープンキャンパス情報はこちら 先生のコラムや授業の様子がわかる! >>ほかの柔道整復学科ブログはこちら まずは日本医専を知ろう! >>資料請求はこちら]