2019年
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2019/06/26その他
- VOL.6スポーツトレーナーになるために学校選び『スポーツトレーナーを目指そう!』
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スポーツトレーナーになるためどんな学校に通って、どんな資格を目指すと有利なのでしょうか?将来、スポーツトレーナーになるための進路をご紹介します。 1、スポーツチームから求められるスポーツトレーナーとは? スポーツトレーナーのなかでも、「アスレティックトレーナー」と「フィジカルトレーナー」の2つに大きく分かれます。 「アスレティックトレーナー」は、メディカル担当とも、選手の外傷への応急処置やスポーツマッサージ、ケガからのリハビリ指導などをおこないます。 「フィジカルトレーナー」は、選手のコンディショニングや筋力トレーニングなどフィジカル面を担当します。 スポーツ現場では、その両方の知識とスキルを合わせ持ったスポーツトレーナーが求められることが多いです。 2、代替医療ができる資格を取得することがおすすめ では、スポーツ現場で求められることはどんなことでしょうか。 それは、医師の代わりに「代替医療」ができる有資格者です・ ①柔道整復師(国家資格) ②鍼灸師(国家資格) ③あん摩・マッサージ師(国家資格) ④理学療法士(国家資格) など これらの将来スポーツトレーナーになるために取得しておいたほうがよい国家資格を取るためには、その国家資格に合格できる学校に進学することが最もおすすめです。 では実際にどのような学校があるのでしょうか? 3、スポーツトレーナーを養成する専門学校がおすすめ スポーツトレーナーになるためには、専門学校もしくは体育系の大学への進学が選択肢です。なかでも、民間資格ではなく、先に述べた通り代替医療のできる、柔道整復師や鍼灸師、理学療法士の国家資格の取得が可能な学校を選ぶことがポイントです。 柔道整復師、鍼灸師、理学療法士の国家資格が目指せる学校が専門学校と大学ともにありますが、スポーツトレーナーの養成に力を入れている学校が多いのは、専門学校と言えるでしょう。 専門学校は、職業教育を得意としており、スポーツトレーナーになるためのインターンシップ制度やゼミ活動や実技授業など豊富なカリキュラムを用意している専門学校がおすすめです。実際にオープンキャンパスなどに足を運んで、雰囲気などを体感してみるのもいいでしょう。またその際には、カリキュラムだけでなく、スポーツトレーナーとして活躍している先生や卒業生が多く、スポーツ業界とのパイプがあるかも選択のポイントのひとつです。 >スポーツ分野で活躍する柔道整復師がわかる こちら ▽バックナンバーはこちらから▽ 『スポーツトレーナーを目指そう!』 > VOL.1スポーツトレーナーの仕事 こちら > VOL.2スポーツトレーナーの種類と仕事 こちら > VOL.3スポーツトレーナーのやりがい こちら > VOL.4スポーツトレーナーの資格 こちら > VOL.5 スポーツトレーナーを目指そう! こちら]
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2019/06/25未分類
- VOL.5スポーツトレーナーの就職先『スポーツトレーナーを目指そう!』
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スポーツトレーナーとして仕事をするときには、チームの専属トレーナーや派遣トレーナーなど働き方はさまざまです。 ここではスポーツトレーナーの契約方法や働き方についてご紹介します。 1、プロスポーツチームとの契約トレーナー みなさんがいちばんスポーツトレーナーとしてイメージしているのが、この就職先が多いかもしれません。 スポーツトレーナーの活躍の場としては、国内のプロスポーツチームがあります。 例えば、プロ野球では試合中にスポーツトレーナーがチームの一員としてベンチに入っていることもあります。 選手が試合中にデットボールに当たったり、負傷してしまったときにコールドスプレーを持って飛び出してくる人がスポーツトレーナーです。 プロ野球の球団が、スポーツトレーナーとして契約するようになったのは戦後と言われています。 当時は、1球団に1~3名のスポーツトレーナーが契約しており、鍼灸師などが多かったと言われています。 現在では、各球団で契約しているスポーツトレーナーの人数が増えており、多い球団では12名ものスポーツトレーナーが働いています。 また、日本のプロスポーツ界の発展とともに、今ではプロ野球のみならず、サッカーのJリーグ、バスケットボールのBJリーグなど各スポーツへスポーツトレーナーの就職の場が広がってきています。 2、企業チームとの契約トレーナー 日本国内では企業がさまざまなスポーツの競技チームを運営しています。 特に強豪チームでは、その企業チームがスポーツトレーナーと契約しているケースが多くあります。 企業と契約できることで収入面が安定するので、スポーツトレーナーとしては魅力的な働き方と言えるでしょう。 また、クラブチームや大学・高校といったチームとも契約しているところがありますが、そのほとんどがアマチュアチームのため、専属契約は金銭面的に厳しいところが多いです。 3、接骨院、鍼灸院、病院から派遣されるトレーナー スポーツトレーナーとして、プロチームや企業チームと専属契約できるスポーツトレーナーは人数の限られており狭き門です。 また、経験や実績を積んでから専属契約となっていきます。 そのキャリアアップの一環として、実はいちばん多い働き方が、派遣トレーナーです。 普段は、接骨院や鍼灸院、病院などで勤務して、週末や試合の時にスポーツチームに派遣されるスポーツトレーナーのことです。 この働き方では、接骨院や鍼灸院や病院に就職しているため収入面も安定しています。 また、自身も柔道整復師、鍼灸師、理学療法士などの医療系国家資格を取得しているスポーツトレーナーが多いので、就職や転職にも有利であり、スポーツトレーナーとしても活躍できます。 4、海外で活躍するトレーナー 最近では日本人でもアメリカなどの海外でNBAやNBLなどのプロスポーツチームで活躍するスポーツトレーナーが増えてきています。 イチロー選手は日本から日本人のスポーツトレーナーと専属契約してアメリカに一緒に渡っているのは有名な話です。 日本の鍼灸師や柔道整復師は、手先が器用でコンディショニングなどの仕事ぶりも丁寧だと海外でも高い評価を得ています。 欧米では、日本と比べてスポーツトレーナーの社会的地位が高く、複数のチームと専属契約するなど、フリーランスで仕事しながら高い収入を得ているスポーツトレーナーも多くいます。 まさにアメリカンドリームですね。 >スポーツ分野で活躍する柔道整復師がわかる こちら ▽バックナンバーはこちらから▽ 『スポーツトレーナーを目指そう!』 > VOL.1スポーツトレーナーの仕事 こちら > VOL.2スポーツトレーナーの種類と仕事 こちら > VOL.3スポーツトレーナーのやりがい こちら > VOL.4スポーツトレーナーの資格 こちら]
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2019/06/24未分類
- VOL.4スポーツトレーナーの資格『スポーツトレーナーを目指そう!』
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スポーツトレーナーの資格 1、はじめに 2020年の東京オリンピック開催を控え、スポーツに関わる仕事はますます注目されています。 その中でもスポーツトレーナーは憧れの仕事であり、人気の職業です。 ではいったいどんな資格と取ったらスポーツトレーナーになれるのでしょうか? その答は、「スポーツトレーナーに絶対必要な資格はない。」です。 ここでは、実際にスポーツトレーナーとして活躍している人が主にどんな資格を持っているのかご紹介します。 2、スポーツトレーナーには、代替医療のできる医療系国家資格取得者が多い スポーツトレーナーとして仕事をするために絶対に必要な資格はない。というなかで、実際に第一線で活躍するスポーツトレーナーはそのようなスキルや知識を兼ね備えているのでしょうか。 スポーツトレーナーは、スポーツ選手を身体面からサポートするため、基礎医学はもちろん、トレーニング理論から体調管理に至るまで幅広い専門知識が必要です。 外傷に対する対応を求められることが多いため、実際にスポーツトレーナーとして働いている人は代替医療のできる医療系国家資格取得者が多いのです。 【代替医療ができる国家資格】 ①柔道整復師 ②鍼灸師 ③あん摩マッサージ師 ④理学療法士 など 3、スポーツトレーナーには民間資格も設けられている スポーツトレーナーの資格としてよく知られているのは、日本体育協会が行う「公認アスレティックトレーナー制度」と、「ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会(JATAC)」のものです。 日本体育協会の公認アスレティックトレーナーは、すでにトレーナーとして活動している人については養成講座を受講して、検定試験に合格すれば資格は認められます。 ただし、養成講座を受講するには、各都道府県の体育協会や、各スポーツ協会の推薦が必要です。 また、これからアスレティックトレーナーになりたい人は、日本体育協会認定の専門学校や大学を卒業して、検定試験に合格する必要があります。 「ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会」は、もともと柔道整復師の団体が中心となって設立されました。 スポーツ障害の悪化を防ぎ、スポーツ活動の発展に寄与する団体です。 柔道整復師のように医療系国家資格を取得するか、スポーツ科学の専門科目の単位を取得するか、指定の専門学校や大学や大学院を卒業して、所定の臨床医療系科目の単位を取得すると、「認定アスレティックトレーナー(JATAC-ATC)」の称号が認められます。 スポーツの本場アメリカでは、「全米アスレティックトレーナーズ協会(NATA)」の公認資格が有名です。 最近では、日本人でもアメリカのトレーナー資格を取得して、キャリアを積み、帰国して日本のプロスポーツチームや社会人チームを専属契約をして活躍しているスポーツトレーナーもいます。 スポーツ選手から信頼されるスポーツトレーナーになるために、資格取得と目指す内容に応じて必要な知識を学び、また経験を積んで自らスキルや実績をあげていくことが、スポーツトレーナーとして成功していく道と言えるでしょう。 『スポーツトレーナーを目指そう!』 > VOL.1スポーツトレーナーの仕事 こちら > VOL.2スポーツトレーナーの種類と仕事 こちら > VOL.3スポーツトレーナーのやりがい こちら >スポーツ分野で活躍する柔道整復師がわかる こちら]
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2019/06/21その他
- VOL.3スポーツトレーナーのやりがい『スポーツトレーナーを目指そう!』
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スポーツトレーナーの平均年収は650万円とも言われています。収入額は、契約しているチームやスポーツ選手、スポーツトレーナーの経験によって違ってきます。 そのため、年収差は300万円~1000万円以上とかなり差があるようです。 では、年収以外でスポーツトレーナーとして仕事をしていく上でのやりがいは? 収入だけでは語れない、スポーツトレーナーのやりがいや本音の部分をご紹介します。 スポーツトレーナーのやりがい ①スポーツトレーナーの将来性と安定性 スポーツトレーナーの仕事の安定性は、その契約内容や働き方によってきます。 プロスポーツチームや選手と個人契約をして働くスポーツトレーナーは、実績は伴わない限り不安定になることもあるでしょう。逆に、柔道整復師や鍼灸師などの国家資格を取得していて、接骨院や鍼灸院で働くスポーツトレーナーの場合には収入が安定していると言えるでしょう。 現在、東京オリンピックも控えており、スポーツトレーナーの需要はさらに高まっています。また、健康寿命を延ばすことが注目され、健康、しいてはスポーツの必要性が言われている世の中においては、今後ますます医療系国家資格を持ったスポーツトレーナーの需要はありそうです。 ②スポーツトレーナーのやりがい スポーツトレーナーのいちばんのやりがいは、チームや選手の勝利に貢献できて達成感を味わることです。 ケガをして落ち込んでいた選手がスポーツトレーナーのサポートによって回復して、元気にプレーする姿を見ることは、この仕事を選んで本当に良かったと思えるでしょう。コーチやライバルにも話せないようなことも、いつも選手の近くで寄り添っているスポーツトレーナーには心を開いて話してくれたり、そんな選手が活躍すると自分のことのように嬉しい気持ちになります。そして、選手のためだけでなく、スポーツトレーナー自身がチームの一員として一緒に勝利に向けて働いているのです。大きな使命感や責任感を持てるやりがいのある仕事と言えます。 ③スポーツトレーナーの仕事とちょっと本音 スポーツトレーナーでも、柔道整復師や鍼灸師の国家資格を持ち、固定の仕事に就かない個人契約で活動しているスポーツトレーナーの場合は、「拘束時間が長く、なかなか帰宅できない」という声もちらほら聞こえてきます。朝早く起きて選手とジョギングをしたり、夜遅くまで練習後の選手のケアをしたりと、収入のわりに拘束時間が長いなどがその理由です。また、身体のケアをするプロフェッショナルとして、自分自身の体調管理にも気を付けなければいけません。スポーツの試合は週末や休日に多いため、シーズン中は家族との時間もゆっくり取ることができないこともあります。 スポーツトレーナーの仕事の範囲や基準はさまざまです。 柔道整復師、鍼灸師、理学療法士など医療系国家資格を取得しているスポーツトレーナーは、ケガの応急処置やリハビリなどの知識とスキルを持っているため、選手からより信頼されるスポーツトレーナーとして活躍しています。 >スポーツ分野で活躍する柔道整復師がわかる こちら]
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2019/06/21ゼミ活動
- 柔道整復学科スポーツゼミの見学に行ってきました!
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校、広報担当です。 柔道整復学科では、柔道整復師の多岐に渡る現場のプロ育成の取り組みとして、4大柔整ゼミを開講しました。 「ケガゼミ」…骨折・脱臼・捻挫など、柔道整復師の独自技術を徹底的に磨きます。 「スポーツゼミ」…スポーツ分野で必要なスキルを身につけ、現場で活躍するトレーナーを育成。 「ヘルスケア」…健康の維持や病気予防、美容に関わるヘルスケア領域を深める。 「高齢者ケアゼミ」…機能訓練指導員として、介護施設やデイサービスで活躍できる人材を育成。 この日は、本校柔道整復学科4大ゼミのひとつ「スポーツゼミ」の見学に行ってきました! 現在1・2年生は定期試験期間中の為、今回は顧問の大隅先生と学生とで話し合い、自習となりました。 大隅先生のみならず、2年生も1年生の質問に答えます。 昼間部、夜間部の学生が一緒に、真剣ながらも和気あいあいの自習となりました。 定期試験期間が明けると、ゼミも様々な現場へインターンとして参加するなど、本格始動します。 楽しみですね!! スポーツゼミは見学も可能です! トレーナーとして、スポーツ現場で活躍したい方は、ぜひご来校ください! ◆スポーツゼミ見学会日程◆ 7/4(木)16:30~18:00 7/18(木)16:30~18:00 7/25(木)16:30~18:00 8/1(木)16:30~18:00 8/29(木)16:30~18:00 ≫スポーツゼミ見学会 ◆柔道整復学科オープンキャンパス日程◆ 6/22(土)13:00~15:00 ≫スポーツトレーナーの仕事 6/29(土)13:00~15:00 ≫「基本包帯法」をマスターしよう! 6/30(日)13:00~15:00 ≫「プロサッカーチーム帯同トレーナー」の技 7/7(日)13:00~15:00 ≫「名門水泳部オフィシャルトレーナー」の技 7/15(月)13:00~15:00 ≫4大柔整ゼミ「ケガ」「スポーツ」「ヘルスケア」「高齢者」を知ろう!]
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2019/06/20お知らせ
- 柔道整復師になるには?~大学と専門学校の違いと学校選びのポイント~
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柔道整復師とは、「身体のスペシャリスト」です。 骨・関節・筋・腱・靱帯などに加わる急性、亜急性の原因によって発生する骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷などのケガに、手術をせずに整復・固定などの施術をおこなうことができる医療系国家資格を持つ専門家です。 柔道整復師を目指して学校選びをするときには、大学・専門学校の選択肢があります。 ここでは、大学と専門学校の違いについて簡単にご説明します。 大学で柔道整復師になるメリット ①大卒の学歴となる。 ②一般教養科目が学べる。 ③自分の興味のある科目を選択して、自分の時間割をつくることができる。 ④4年間の学生生活がある。 専門学校で柔道整復師になるメリット ①柔道整復師国家試験に必要な科目だけを集中して学べる。 ②職業教育を中心のカリキュラムのため、柔道整復師に必要な知識・技術・マナーが学べる。 ③3年間で国家試験を受験できるため、1年間早く就職できる。 ④少人数制のため、実技授業や就職支援が手厚い。 では、なぜ国家資格を目指すために、大学と専門学校があるのでしょうか? その違いを確認してみましょう! ◆大学(4年制) ①おもに入学してくる学生は、18歳の高卒新卒が多い。 ②卒業後は大学院にも進学できる。 ③一般科目が充実しているため、教養科目などがある。 ④広いキャンパスで4年間ゆっくり過ごせる。 ◆専門学校(3年制) ①高校生だけでなく社会人など幅広い人が入学している。 ②国家試験に必要なカリキュラム以外に、スポーツトレーナーになるための実技指導が充実している。 ③独立開業支援をしている。 ④業界とのパイプが太く、就職に強い。 いかがでしょうか? それぞれのメリットを参考にしながら、ご自分に合った学びのスタイルに合わせて学校選びをしましょう! また、自分が学ぶ学校を選ぶときには、必ずオープンキャンパスや学校見学に行って、 実際に雰囲気が自分と合っているか?通学時間に無理はないか?などを確認してみることをおすすめします。 環境や校風など実際に足を運んでみることで自分に合った学校に入学して、 国家試験に合格し、柔道整復師として活躍できることを目指してがんばりましょう! >柔道整復師の学校を見学してみよう! こちら >柔道整復師の学校の資料を取り寄せてみよう! こちら]
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2019/06/19その他
- VOL.2スポーツトレーナーの種類と仕事『スポーツトレーナーを目指そう!』
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スポーツトレーナーは、スポーツ選手がベストなコンディションで試合中にプレーできるようにサポートする仕事です。 そして、サポートする分野によってそれぞれ名称が異なって呼ばれることがあります。 今回はスポーツトレーナーの種類と仕事内容について、具体的にご紹介します。 4つの種類のスポーツトレーナー ①アスレティックトレーナー(スポーツ外傷を担当) 「アスレティックトレーナー」と呼ばれるスポーツトレーナーについてご紹介します。 アスレティックトレーナーは、おもに練習や試合などのスポーツ現場で選手が打撲や裂傷などのケガをしたときに、アイシングや止血、テーピングなどの応急処置をおこなって、 場合によっては救急車を呼ぶなどの判断をするスポーツトレーナーのことです。 また、疲労回復のためにスポーツマッサージをしたり、リハビリ指導、ケガ予防のための身体のケア法の指導もおこないます。 アスレティックトレーナーは、ケガの手当てやスポーツ選手の体調管理がおもな仕事となるため、柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ師の医療系国家資格を取得している人が多いです。 ②メディカルトレーナー(ケガからの復帰サポートを担当) 「メディカルトレーナー」と呼ばれるスポーツトレーナーについてご紹介します。 メディカルトレーナーは、選手がケガをしてしまった時に少しでも早く復帰できるようにサポートをするスポーツトレーナーです。 たとえば、選手が骨折をしたとき、ケガの治療は医師がおこないますが、歩行訓練のリハビリを担当するのはメディカルトレーナーです。 また、ケガのリハビリを終えたあと、スムーズに競技生活に戻れるように手助けをしたり、骨折でギプスをしている選手でもできるトレーニングをしたりと、ケガで休んでいる間のトレーニング補助もメディカルトレーナーの仕事です。 メディカルトレーナーは、運動療法や物理療法を用いたリハビリをおこないます。また、少しでも早く競技復帰できるようにサポートする仕事のため、基礎医学・スポーツ医学・東洋医学概論・メディカルマッサージなど幅広い知識とスキルが必要です。そのため、柔道整復師・理学療法士の医療系国家資格を取得している人が多いようです。 また、最近では、メディカルトレーナーの活躍する場として、スポーツチームだけでなく、 介護施設で高齢者の骨折防止や回復トレーニングに携わる人も増えてきており、今後ますます活躍の場は拡大していくスポーツトレーナーと言われています。 ③ストレングストレーナー(身体能力向上を担当) 「ストレングストレーナー」と呼ばれるスポーツトレーナーについてご紹介します。 ストレングストレーナーは、スポーツトレーナーのなかでも身体の筋力やパワー、筋肉の立ち上がり速度、筋持続力の向上、骨や腱、靱帯の強化、ケガに強い身体作りなどを指導して、スポーツ選手のパフォーマンス向のためのトレーニング指導をおこなうスポーツトレーナーです。 人間の体とトレーニング法に精通し、競技特性に応じてチーム全体で取り組むトレーニングと、選手ごとの個性やそのスポーツのポジションに応じたトレーニング法を指導して、 運動能力などの身体能力を上げるためのトレーナーです。 ストレングストレーナーは、経験と実力が認められればプロスポーツ選手と個人契約できる可能性もゼロではありません。特に取得が義務付けられている資格はありませんが、ストレングストレーナーの認定資格を取得しておくとアピールポイントになるかもしれません。 ④フィットネストレーナー 「フィットネストレーナー」と呼ばれるスポーツトレーナーについてご紹介します。 「フィットネストレーナー」とは、スポーツジムやフィットネスクラブで、個人のニーズに 合わせた運動プログラムを提供するスポーツトレーナーのことです。 ダイエットやメタボ対策、健康維持など一般の方を対象としたり、時には市民ランナーや部活やサークル活動で故障した大学生や高校生の選手を対象としたりしています。 資格は特に決まっていませんが、日本体育協会のスポーツプログラマーや健康運動指導士などの民間の資格があります。 また。フィットネストレーナーの経験を積みながら人脈を増やし、柔道整復師や鍼灸師の国家資格を取得して、スポーツトレーナーとしてキャリアアップしていく人もいます。 >スポーツ分野で活躍する柔道整復師がわかる こちら]
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2019/06/18ゼミ活動
- 柔道整復学科ヘルスケアゼミが開講されました!
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みなさんこんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校、広報担当です。 柔道整復学科では、柔道整復師の多岐に渡る現場のプロ育成の取り組みとして、4大柔整ゼミを開講しました。 「ケガゼミ」…骨折・脱臼・捻挫など、柔道整復師の独自技術を徹底的に磨きます。 「スポーツゼミ」…スポーツ分野で必要なスキルを身につけ、現場で活躍するトレーナーを育成。 「ヘルスケア」…健康の維持や病気予防、美容に関わるヘルスケア領域を深める。 「高齢者ケアゼミ」…機能訓練指導員として、介護施設やデイサービスで活躍できる人材を育成。 この日は、本校柔道整復学科4大ゼミのひとつ「ヘルスケアゼミ」が開講しました! 当日は顧問の西村先生から、1年を通しての講習予定の説明がありました。 ユーモアを交えた先生のお話を、学生の皆さんも真剣に聞いています。 近年、柔道整復師が扱う疾患は幅広くなっており、外傷治療のみならず、健康増進、疾病予防など、多様なニーズに対応できることが求められています。 そんな現状を踏まえ、ヘルスケアゼミでは「多様性」をテーマに様々な分野の知識・技術を持つ専門の先生と協力して手技療法や運動療法の講習会を開催したり、学生からの課題発見型学習などを予定しています。 学生の皆さん、卒業後、多くのニーズに対応し、求められる柔道整復師として自立できるよう、しっかり学んでください! 今後も、定期的に開催する「ヘルスケアゼミ」。 次回以降もレポートをお届けします。お楽しみに!! 柔道整復学科のイベントはこちら]
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2019/06/18その他
- VOL.1スポーツトレーナーの仕事『スポーツトレーナーを目指そう!』
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こんにちは。日本医学柔整鍼灸専門学校です! 本校には、スポーツトレーナーになりたくて、柔道整復師や鍼灸師の国家資格取得を目指して入学する高校生のみなさんや学び直しの社会人の方が多くいらっしゃいます。そして、本校専任講師や卒業生にもスポーツトレーナーとして活躍している柔道整復師や鍼灸師がたくさんいます。 まさに、東京オリンピックも向えて、今後ますます注目される「スポーツトレーナー」。ここではスポーツトレーナーについていろいろな情報を紹介していきたいと思います。 スポーツトレーナーを目指しているみなさんにお読みいただけたら嬉しいです。 スポーツトレーナーの仕事 一口にスポーツトレーナーといっても、いろいろな仕事があります。 海外で活躍するプロスポーツ選手の専属トレーナーや、チーム契約しているスポーツトレーナー、またアマチュアスポーツや、学校の部活や地域で活動しているスポーツで活躍するスポーツトレーナーなどさまざまあります。 自分が将来どんなフィールドで活躍するスポーツトレーナーになりたいのか想像してみるだけでも夢が広がり、楽しくなりますよね。 1、スポーツトレーナーの使命は、選手に最高のパフォーマンスをさせること! たとえば、サッカーのJリーグではチームで必ず複数のスポーツトレーナーが在籍しています。よくテレビで試合中に相手選手とぶつかって転倒した時に、ベンチから大きな荷物を抱えて選手に駆け寄っている人を見たことがありませんか? その人がスポーツトレーナーです。 その場で応急処置をしたり、担架を要請したり、監督やコーチに選手の状況を伝えたりと、選手を支える大切な役割を担っています。 というと、スポーツトレーナーとは、ケガをしてしまった選手の応急処置をしたり、ケガを治療したりする仕事と思ってしまうかもしれません。 もちろん、それもスポーツトレーナーの大切な仕事の1つですが、いちばん大事な使命は、 「スポーツ選手を、最高のコンディショニングに仕上げて、試合で最高のパフォーマンスをさせる」ことです。 2、選手のパフォーマンス力をアップさせるために! スポーツトレーナーのいちばん大切な使命は、「スポーツ選手を、最高のコンディショニングに仕上げて、試合で最高のパフォーマンスをさせる」と書きましたが、そのために実際にスポーツトレーナーがおこなう仕事は、大きく分けて3つあります。 ①トレーニング指導 選手が日頃の練習で運動能力を上げて、試合本番で最高のパフォーマンスを発揮するためのトレーニング指導をするもの、スポーツトレーナーの仕事です。 体感部分を鍛える筋力トレーニングやバランス感覚と養うトレーニング、そして身体の柔軟性を養うトレーニングなど、スポーツトレーナーが指導するトレーニング方法はさまざまです。 ②ケガ予防とケガをしてしまったときの応急処置 スポーツ障害やスポーツ外傷と呼ばれるスポーツによって起こりやすくなるケガがあります。そうしたケガにしないための身体作り(ケガ予防)や、故障してしまったときに長引かないようにする応急処置をおこないます。 また、ケガからの復帰を目指す選手へのリハビリ指導や、場合によっては監督やコーチに話しにくいことを聞いてあげる心のケアを担うスポーツトレーナーもいます。 常に選手にそばに寄り添っているスポーツトレーナーは、選手から信頼させるチームスタッフの一員です。 ③試合までのコンディショニング 練習中の選手の状態を間近で見ていて把握しているのはスポーツトレーナーです。 そのため、試合までのコンディショニングを整えていくものスポーツトレーナーの仕事です。試合前の選手の様子を見て、練習や休養のスケジュールを監督やコーチとともに考えたり、疲労回復のためのスポーツマッサージをしたりと、試合に向けた選手のコンディショニングを整えます。 試合当日では、ウォーミングアップやクールダウンなど選手に寄り添い、最高のパフォーマンスができるようにサポートやアドバイスをおこないます。 3、スポーツトレーナーの働き方 チームや個人と契約するスポーチトレーナーは、練習や試合に合わせてチームの一員として同行します。休日もチームのスケジュールに合わせて行動します。 ただし、最近では派遣トレーナーも多く活躍しています。 普段は、接骨院や鍼灸院の先生、スポーツジムでトレーナーとして働きながら、試合のときなどに所属チームに派遣されるスポーツトレーナーが増えてきています。 >>スポーツ分野で活躍する柔道整復師がわかる こちら]
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2019/06/12その他
- スポーツ障害と柔道整復師
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スポーツととても関係の深い柔道整復師。 部活動やスポーツジムなどこれまでスポーツを経験した方は、ケガや痛みなどで接骨院や整形外科に通院された方も多いかと思います。そこで施術をおこなっているのが柔道整復師です。 1、スポーツによる傷害とは? スポーツによる傷害には、スポーツによる運動器の外傷(スポーツ外傷)とスポーツを続けることで起きる身体の障害(スポーツ障害)の総称です。 ①スポーツ外傷 運動中に人とぶつかったりひねったりした場合など1回の強い外力によって起こるケガ ・例えば…骨折、捻挫、靱帯損傷など ②スポーツ障害 比較的弱い力が体のある同一部位に繰り返し加えられることによって起こるケガ ・例えば…野球肘、疲労骨折、シンスプリント、ジャンパー膝など 柔道整復師の施術法は、柔道整復術という柔術という武道から生まれています。 武道から生まれた施術法だからこそ、スポーツ障害にもより有効的とも言えるのです。 そして、柔道整復師の行う施術はメスなどを使わないため、体に負担をかけずに施術することができます。 柔道整復師は、スポーツ障害に対して有効的な施術ができるため、医療の現場だけでなく、 スポーツの現場で活躍することが増えています。 2、スポーツ障害について 身体を動かすことは体力の維持・向上につながり肥満の解消にも役立ちます。でも、スポーツをし過ぎると、ケガや蓄積疲労による疲労骨折など「スポーツ障害」を起こす危険性も出てきます。 スポーツを健康的におこなう方法をご紹介しましょう! ①スポーツ障害の原因とは? スポーツによる傷害には、打撲・捻挫・骨折などの運動中に起きるケガから、疲労による関節の変形・疲労骨折など急性と慢性によるものがあります。とくに慢性のスポーツ障害は、使い過ぎ症候群とも言われ、スポーツによって疲れた身体の組織が十分に癒されずに起こるケースと、同じ部位を使い続けたために起こるケースがあります。 <慢性的なスポーツ障害の起きるおもな原因> ①身体能力の限界を超えた運動 ②過度なトレーニングやスケジュール ③同じ部位の使い過ぎ ④休養や睡眠不足 ⑤栄養不足 など ②スポーツ障害を防ぐには? スポーツ障害を防ぐために一番大切なことは、スポーツを始める前に自分の体力や運動能力を知ることです。また、スポーツをする前にはストレッチなどの準備体操、スポーツをした後にはクールダウンなどの整理体操をして、筋肉や靱帯に疲れを残さないことが重要です。休養や睡眠、栄養摂取もスポーツ障害を予防するには欠かせないでしょう。 ③スポーツ障害が出てしまったら? スポーツ障害はスポーツをしている時に鈍い痛みがでたり、スポーツが終わったあとにも痛みが残ったり、さらに段階が進むと安静にしている時でも激痛が走ったりすることもあります。 症状が出たらその部位を安静にしていることが最も大切です。組織が変形したり、骨折しているなど外科的な外傷がある場合もあります。その場合には接骨院や整形外科などの受診をおすすめします。 3、スポーツ障害と柔道整復師 柔道整復師は医療系の国家資格取得者になります。 そのため、スポーツ外傷になってからの施術におさまらず、スポーツ選手の疲労を取り除き蓄積させないこと、また身体の痛みを緩和することにより、スポーツ外傷を予防し、しいてはスポーツ障害を引き起こさないようにする、スポーツに強い臨床家として知識とスキルを兼ね備えた医療人と言えるでしょう。 「人生100年時代」といわれる日本社会では、今後ますます『健康』や『予防』が注目されます。 柔道整復師の活躍する場もさらに広がり、これまでの「接骨院の先生」というイメージだけではなくなるでしょう。 >>スポーツ分野で活躍する柔道整復師がわかるこちら >>柔道整復師を目指すはこちら]