日本医学柔整鍼灸専門学校です。
今回は柔道整復学科専任教員 片橋先生によるコラムの第62弾をお届けします!
杖(つえ)Ⅱ
今日のお話はつえです
昨年に松葉杖のお話をしまして、その他のつえをご紹介します
T字杖
一般的なつえですね。
手軽に使えて、ケガの際にも使用をおすすめするときがあります
お年寄りっぽいと敬遠されることもありました
お気持ちわかりますね
最近ではとってもオシャレなデザインも出ているようで驚きました
つえの高さの目安は、あしのつけ根で横に出っ張っている骨につえの持ち手がくるところです
ひじを軽く曲げて持ちやすい高さがよいです
ぐらぐらしないように持ち手をしっかりと握ります
使い方は片松葉杖のときと同じです
つえはケガをしていない側の手で持ちます
けがをしているあしとつえを一緒に出します
上の写真だと右足をけがしています
右足と一緒に出した右手と、けがをしていない足で三角形を作るように歩きます
他のつえも合わせ方や使い方は同じです
ロフストランドクラッチ
ときどき見かけます
ロフストランドクラッチはグリップ(握る部分)に加え、腕を通す部分も付いています
体重を支えやすいのと握力が弱くてグリップを強く握れない方にも使いやすくなっています
4点支持杖
体を支えるあしが4つあって安定性を高めています
あしは5つのものもあるようですね
80歳代後半のとき、祖母が使っていました
地面が平坦なところでは安定感があります
地面がでこぼこしているところでは4つのあしすべてが接地しないため不安定になります
そして、少し重かったです
2025年もやはり健康が一番!!
みなさまのお健やかな毎日とご多幸を願っています
(監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員)]