柔道整復師・鍼灸師を育成する専門学校

日本医学柔整鍼灸専門学校
(2025年4月 校名変更予定)

柔道整復学科 BLOG

【片橋先生コラム】雪が降ると・・・②

2024/03/25

日本医学柔整鍼灸専門学校です。

今回は柔道整復学科専任教員 片橋先生によるコラムの第50弾をお届けします!

雪が降ると・・・②

前回のコラムで、雪が降ると高齢者が転んでケガをすることがあると書きました

雪が降ると転ぶのは高齢者だけではないですよね

大学生の私が転んだ話をしましたね

今回は、ウインタースポーツでの転倒によるケガです

人気のあるウインタースポーツといえば!

スノーボード🏂🎶でしょうか

若い方の話を聞くと、スキーよりスノーボードをすることが多いようですね

雪の上を滑って楽しむわけですから転ぶことは想定内ですよね

そのためにプロテクターの装着が推奨されているようです

プロテクターにはさまざまあって、お尻用、手首用、膝用、腰用、さらにお尻と腰が守れる下半身用、大技にチャレンジするときは上半身用もあるようです

私はスノボは未経験でどのプロテクターも着けたことはないのですが、お尻用はあるといいのかなと思います

なぜかというと、尻もちをついてお尻を打つ方が多いからです

「スノボで転んでお尻が痛い」

と整形外科や接骨院を来院される方は、尾骨(びこつ)を折っていることがあります

尾骨って聞いたことはありますか?

ヒトにしっぽはありませんね

サルからヒトに進化する過程で退化してなくなったのですよね

でも、骨だけは小さく残っているのです

それが尾骨

お尻というか、背骨の一番下の硬いところです

尾骨を骨折すると、折れたところから先が中に入り込むことが多いです

これを元に戻すことは、ふつうありません

なぜって、特に問題がないからです

だから、尾骨を骨折しても、痛みをがまんして骨がくっつくのを待つ、のですよね・・・

それしかないのですよね・・・

座ると痛いので、円座を使用するのがおすすめです

そして、ケガをしないために、お尻用プロテクターをして、スノボを楽しむのがいいのかなと思います

転んだときに、手をつく場合も多いです。

高齢の方だと手首までの長い骨を折るコーレス骨折になるのがほとんど

それに対して、若い人は手首の別の骨を折ることが多いです

これについてはまたの機会にしますね

みなさん、春のうららをお楽しみください。

(監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員)

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