柔道整復師・鍼灸師を育成する専門学校

日本医学柔整鍼灸専門学校

柔道整復学科 BLOG

【片橋先生コラム】足首をひねったら・・・①

2024/05/31

日本医学柔整鍼灸専門学校です。

今回は柔道整復学科専任教員 片橋先生によるコラムの第53弾をお届けします!

足首をひねったら・・・

みなさんは足首をひねったことはありますか?

きっとありますよね

ひねった程度によっては、残念ながらケガになってしまうことがあります

どのようなケガになるでしょうか?

それにはケガをしたときの足のひねり方が関係しています

どちらの方向にひねりましたか?

絵のような方向にひねったのではないでしょうか

つまり、つま先が中を向いて、足の裏が内側に見えるような方向です

足の形から、この方向にひねることが多いのです

内がえしといいます

そうすると、どこを痛めますか?

そう、足の外側ですよね

足の外側の何を痛めるでしょうか?

「じんたい」を傷めたと聞いたことがある方、いらっしゃいますね

「靱帯」と書きます

靭帯は、骨と骨をつないで、関節の動きを制御しているヒモです

これが切れると・・・捻挫(ねんざ)になります

靭帯は関節の周りにたくさんあって、どこの靱帯を傷めても捻挫というのですね

その中で、傷めやすい靭帯がいくつかあります

まず、足の外側にある外くるぶしの少し前、捻挫ではここの靱帯(前距腓靭帯)を痛めることが圧倒的に多いです

ケガの程度がひどいと、この靱帯の後ろにある靱帯(踵腓靱帯)も切れてしまいます

それから、足の甲の外側

こちらには別の骨を止めている靭帯(二分靱帯)があって、ひねった時の角度によって傷めることがあります

ほかにどこを痛めそうですか?

実は、同じように足をひねっても、骨折になることがあります!

足をひねって傷つくのは靭帯とは限らないのです

靭帯がくっついている骨の方が折れてしまうことがあるのですね

この続きは次回、お話しますね

(監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員)

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