【片橋先生コラム】げた骨折
2024/07/12
日本医学柔整鍼灸専門学校です。
今回は柔道整復学科専任教員 片橋先生によるコラムの第55弾をお届けします!
げた骨折
今回は、げた骨折のお話
げた、下駄です
日本の履物ですね
下駄を履いていて足をひねったときに、ここを骨折することが多いため、このような名前がつきました
場所は足の甲の小指側で、触ると一番出っ張っているところです
骨名は第5中足骨といいます
足をひねる方向は前距腓靭帯、二分靱帯と同じ内がえしで起こります
ですから、やはり足の外側です
足をひねる角度の違いで負担のかかる場所が、つまり、ケガをする部位が変わるのですね
下駄は高さの同じヒールが2つ、前後についています
下駄を履いて足をくじくと、足首を真横にひねることになります
すると、第5中足骨の付け根が引っ張られます
ここには筋肉が腱となって着いていて、この腱に骨が引っ張られて骨折するのです
今はもちろん、履物の主流は下駄ではありませんからスニーカーなどの靴でも起きますよ
足首をひねる角度が問題なのです
これから暑い時期ならではの楽しみがたくさんありますね
下駄を履くと一気に夏モードになって涼や雰囲気、気分が変わりますね
履きなれない方も多いと思います
ケガには十分気をつけて夏を満喫しましょう!
(監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員)
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2024/07/04コラム
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校です。 柔道整復学科専任教員、山中先生によるコラム 第30弾をお届けします! のぼせ 暑い季節がやってきました。 梅雨はいったいどこへ❔ 暑さが厳しいそんな時、皆さんはどのように過ごしていますか? 首に冷たいものをまいたり、冷たいものを摂取したり、冷感のある服を着たり.様々な対策を取られているかと思います。 のぼせると、だるさが出たり、頭痛や発汗・鼻血や動悸など様々な症状が出てきますよね。 そうなる前に、対処法をいくつかご紹介いたします。 身体から余分な熱を追い出して、快適な日常を送りましょう。 ①百会(ひゃくえ)穴 頭のてっぺんにあります! 頭の先から余分な熱を追い出しましょう。 ②曲池(きょくち)穴 肘を曲げた際、肘に出来るシワの一番外側にあります。 (難しく言うと…肘窩横紋外側端にあります) ③太谿(たいけい)穴 内くるぶしとアキレス腱の間にあります。 ペコっとへこんでいると、疲れがたまっているサインかもしれません。 ④湧泉(ゆうせん)穴 足の裏で、指をぎゅっと曲げた時に一番へこむところにあります。 頭の先から、足の裏まで刺激をしながら余分な熱を追い出しましょう。 これからやってくる本格的な暑さに身体が負けないよう、今から対策をしていきましょう。 是非ためしてみてください。 日本医学柔整鍼灸専門学校 柔道整復学科 専任教員 山中 直樹 健康長寿・認知症 Gold-QPD 実践セミナー地域フロンティア代表 。 健康長寿・認知症 Gold-QPD 実践セミナー講師。 鍼灸師・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師。 ▽山中先生は本校TikTokでも活躍中✨ 是非ご覧ください!▽]
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2024/07/02コラム
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こんにちは!! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 川﨑先生コラムの第54弾をお届けいたします! アスリートのリカバリー 歯がスポーツにおける身体能力に関わりがあるということを知っていますか? プロの選手や一流アスリートはとても歯を大切にしていて虫歯や歯周病がほとんどないそうです。 より良いパフォーマンスを発揮するためには、虫歯や歯周病がない健康な歯で、とくに噛み合せが重要となります。 歯の噛み合せが悪いことで、顎関節症や頭痛・肩こり・腰痛・姿勢異常、睡眠の質低下などの身体的な不調が生じることがあります。 また、高齢者では、歯が健康であるほど脳機能の活性化や生活の質の向上、また運動機能に優れていることが明らかになっていて、介護の分野において、転倒予防や認知症予防を目的とした口腔ケアが重要視されています。 歯の健康を維持することは、食物を咀嚼する消化に関わる事だけでなく、会話を楽しみいつまでも自分の歯で美味しいご飯を食べるなど日常生活の豊かさにもつながります。 近年では歯科を通じて、スポーツ外傷の予防、栄養管理、体力づくり、健康の維持・増進など健康コントロールにスポーツコンディショニングの一つとして重要とされています。 だから、スポーツトレーナーも歯とスポーツの関係について知識を伝え、歯の健康指導を行っています。 歯にかかる力はどれくらい 成人男性(20~30歳)の噛みしめ時に奥歯にかかる力(咬合力)の平均は 60kgで、歯を食いしばった時には自分自身の体重に匹敵するくらい大きな力が奥歯にかかっています。 普段の食事の際に奥歯にかかっている力(咀嚼力)は最大咬合力の 1/2~1/4でおよそ10~20㎏程度の力がかかっています。 噛む力の強さより、左右の奥歯でしっかり噛めていることが大事です。 歯の噛みしめで大切なこと 歯の噛みしめで重要となるのは奥歯です。 噛み合せが悪く奥歯に均等に力が入らないと身体の筋力が最大に発揮できなくなります。 歯並びや噛み合せが良いアスリートは、全身の発揮筋力が4~6%程度UPするそうです。 全身の発揮筋力を1%上げるだけでも大変と言われているのでこれだけUPするのは凄いことですね。 静的動作の時にしっかり歯を噛みしめることで、筋肉への神経伝達が良くなり体幹が安定し筋力や瞬発力が発揮しやすくなります。 皆さんも、重い荷物を持つ時などに歯を食いしばって持つと思います。 一度、口を開けた状態で持ってみてください。力の入り方に違いを感じると思います。 噛み合せと運動能力への影響 筋の働きをスムーズに発揮するためには顎の位置を固定することが必要です。 力を発揮するときに顎が正しい位置になければ十分に力が発揮できません。 顎を正しい位置にするためには歯並びが重要で、噛むことにより咬筋に力が入り頸部が安定します。 歯並びや噛み合せが悪いと顎や頭部の位置が不安定になり、身体のバランスが崩れ安定した姿勢が調整できなくなります。 それにより運動能力が低下し、最大パフォーマンスが発揮できなくなったり障害の発生につながったり、頭頚部を安定させようと過緊張状態になり肩こりや頭痛、顎関節症につながります。 噛む力のバランスは体のバランスと考えていくことができます。 柔道整復師はスポーツトレーナーとして選手のコンディショニングケアを行いますが、痛みや障害の発生している原因が骨盤や体幹のコアバランスという視点だけでなく、噛み合せの問題からもコンディショニングを捉え、スポーツ歯科と協力しスポーツマウスガードの活用や全身バランス調整+頭頚部とフェイスマッサージなども加えてケアしていくことも必要です。 スポーツ選手がガムを噛む理由 スポーツ観戦をしているとガムを噛んでプレーしている選手がいますね。 噛むという動作で運動機能を司る脳の運動野の働きが活発になり、脊髄の運動神経が活性化されます。 それにより体の軸がぶれにくくなる効果が生まれるので、動作に合わせて噛むことができれば体の反応が良くなり競技力の向上が期待できます。 また、認知機能を司る前頭前野の血流も上がるため試合中の集中力が高まり判断力にも影響があります。 スポーツ選手がプレー中にガムを噛んでいることは意味があります。 口腔ケアの重要性 スポーツ選手は身体的、精神的ストレスにより、交感神経が優位になり血管が収縮するため、唾液は水分が少なくなったネバネバした唾液で分泌量が少なくなります。 また運動中は口呼吸になることで口の中が乾燥しがちです。 この状態はミュータンス菌(虫歯菌)が増殖しやすい環境です。 スポーツドリンクを摂取すると、そこに含まれている糖分をもとにプラーク(歯垢)を作り、ミュータンス菌は増え続け唾液のPHが低下(酸化)し虫歯の原因になります。 予防方法としては、スポーツドリンクを摂取した後、水で口をすすぐと虫歯予防になります。 唾液の分泌が低下すると、虫歯が発症しやすくなるのに加えて、上気道感染(カゼ症候群)も起こりやすいという研究結果もあります。 その他、スポーツ選手は3度の食事以外にエネルギー補給をするため食事の回数が多くなります。 歯を痛めると柔らかい食物を取りがちになり炭水化物が多くなり、タンパク質やビタミン、ミネラルが不足してし栄養摂取からパフォーマンスに影響を及ぼしてしまいます。 日本オリンピック委員会では、選手の健康のコントロールに力を入れていて、試合や遠征で歯が痛くなると結果に影響が出るため、派遣前に内科・整形外科・歯科の受診を義務付けています。 最大のパフォーマンスを発揮するためには虫歯や歯周病がなく、歯の噛み合せがしっかりしていることが大切です。 日頃の歯磨きだけでなく虫歯や歯周病予防のための口腔内ケアをしっかり行い、規則正しい生活やバランスの取れた食事、よく噛んで食べるなどのオーラルケアを続けて頂ければと思います。 また、噛み合せが良いことは、しわやたるみをなくしてフェイスラインの美しさにつながりますよ。 柔道整復師・鍼灸師 本校柔道整復学科 専任教員 川﨑有子]
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校です。 柔道整復学科専任教員、山中先生によるコラム 第29弾をお届けします! 自律神経調節 皆さんは、季節の移り変わりで身体に不調をきたしていませんか? なんだか疲れが抜けない、寝たいのに寝付けない、身体がだるさ等感じている方に必見の場所を3つご紹介します。 梅雨・・・そして夏がやってくるその前に体調管理を始めましょう。 ①百会(ひゃくえ)穴 頭のてっぺんにあります。 季節の変わり目や、天候によるすっきりしない頭痛にも効果的! ②合谷(ごうこく)穴 母指と示指の間で、示指寄りにあります。 ※鏡に映る場所(目・鼻・口・喉・耳・肌)の悩みにも効果的! ※美容にもオススメです。 ③太衝(たいしょう)穴 足の甲足の第1指と第2指の間です。 ※ストレスチェックにも使えるので、日々の体調管理にもオススメ! これから迎える梅雨や暑い夏を、ツボ押ししながら快適な毎日に変えていきましょう。 是非試してみてください。 日本医学柔整鍼灸専門学校 柔道整復学科 専任教員 山中 直樹 健康長寿・認知症 Gold-QPD 実践セミナー地域フロンティア代表 。 健康長寿・認知症 Gold-QPD 実践セミナー講師。 鍼灸師・柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師。 ▽山中先生は本校TikTokでも活躍中✨ 是非ご覧ください!▽]