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【片橋先生コラム】げた骨折

2024/07/12

日本医学柔整鍼灸専門学校です。

今回は柔道整復学科専任教員 片橋先生によるコラムの第55弾をお届けします!

げた骨折

今回は、げた骨折のお話

げた、下駄です

日本の履物ですね

下駄を履いていて足をひねったときに、ここを骨折することが多いため、このような名前がつきました

場所は足の甲の小指側で、触ると一番出っ張っているところです

骨名は第5中足骨といいます

足をひねる方向は前距腓靭帯、二分靱帯と同じ内がえしで起こります

ですから、やはり足の外側です

足をひねる角度の違いで負担のかかる場所が、つまり、ケガをする部位が変わるのですね

下駄は高さの同じヒールが2つ、前後についています

下駄を履いて足をくじくと、足首を真横にひねることになります

すると、第5中足骨の付け根が引っ張られます

ここには筋肉が腱となって着いていて、この腱に骨が引っ張られて骨折するのです

今はもちろん、履物の主流は下駄ではありませんからスニーカーなどの靴でも起きますよ

足首をひねる角度が問題なのです

これから暑い時期ならではの楽しみがたくさんありますね

下駄を履くと一気に夏モードになって涼や雰囲気、気分が変わりますね

履きなれない方も多いと思います

ケガには十分気をつけて夏を満喫しましょう!

(監修/片橋るみ先生:柔道整復師 介護支援専門員)

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