【柔道整復学科】10/1(日)オープンキャンパスを開催しました!!
2017/10/01
こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。
10/1(日)に開催された、柔道整復学科のオープンキャンパスレポートをお届けします!!
本日の柔道整復学科の体験授業は本学校長・奥田先生による
『接骨院の仕事内容と働き方を知ろう!』です。
まず、柔道整復師がどんなところで活躍できるか?をスライドを使ってご紹介して頂きました。
整骨院・整形外科・スポーツトレーナー・介護などなど・・・
他にも様々な場所での活躍をされています。
その後、実際の治療で使われているプライトン固定のやり方について、体験して頂きました。
プライトンは捻挫などで患部を固定したいときに使います。お湯で柔らかくし、直接巻きつけて固定することが出来ます。
奥田先生にお手本を見せて頂き・・・
参加者の皆さんにも実際に固定するところを体験して頂きます。
5分くらいこのままの状態で置いておくと、固定されるそうです。
プライトンは、再びお湯に浸ければ、また柔らかくなるので、再利用が可能。繰り返し使えるのでとっても便利です。
実際に参加者の皆さんにもプライトン固定を体感して頂きました。
みなさんとても一生懸命参加してくださいました!ご来校いただき、ありがとうございました★
今後も毎週オープンキャンパスがありますので、お時間ありましたら是非お越しください!
◆柔道整復学科 オープンキャンパス日程◆
10/7(土)16:00~18:00
「柔道整復師×スポーツ」で、スポーツトレーナーを目指そう!
10/15(日)13:00~15:00
幅広く活躍できる柔道整復師の魅力、教えます!
10/22(日) 13:00~15:00
授業を先取り!包帯実技体験part2
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2024/11/11授業見学
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こんにちは!! 日本医学柔整鍼灸専門学校です。 柔道整復学科 夜間部 1年生 包帯固定学の授業を取材しましたので、その様子をお届けします😆 担当は包帯固定のスペシャリストの遠畑先生です💪 今回巻いていく範囲は、「上腕・肘・手首」まで! まずは巻き方を、座学でしっかり学びます✨ 最初は先生のお手本無し!前回までの授業の復習もかねて、イメージで巻いていきます!ペアを組んだらレッツスタート! 初めてなので難しいと感じる学生さんも多かったですが、遠畑先生が1人1人チェックしアドバイスしていくなかで、どんどん上達していきます! 日本医専の実技授業は教員2名体制で行います。 遠畑先生の授業は、柴山先生がサポートします✨ 練習の途中から遠畑先生によるデモンストレーション! 真剣なまなざしでメモを取る姿にモチベーションの高さを感じます😎 先生のお手本を見た後は再度ペアを組んで練習再開です。 最初のころに比べると綺麗さもスピードも格段に上がっていきました! お仕事終わりというお疲れのなかでも、皆さんとても熱心に受講されており、教室内が高い熱気に包まれています✨ モチベーションの高い状態で学ぶ環境こそが高い学力に繋がっていると、皆さんの授業を取材して強く感じました💪 柔道整復学科の夜間部の特徴として、都内で最も遅い18:20授業スタートということで、お仕事と両立しやすい環境です!夜間部の特徴については是非こちらからご確認くださいませ😂 <柔道整復学科 夜間部 特徴紹介> 学生さんたちの「勉強したい!素晴らしい治療家になりたい!」という気持ちに応えるためにも、学校として引き続きサポートしていきます! 本校では仕事終わりでも参加しやすいイベントもご用意しておりますので、ぜひご参加ください✨ <仕事帰りに参加できる平日イベントはこちら!> 皆様のご参加をお待ちしております! ご不明点がございましたら、事務局・入試広報までお問い合わせください!! 電話03-3208-7741/メール info@nihonisen.ac.jp]
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2024/10/25コラム
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こんにちは!! 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 川﨑先生コラムの第59弾をお届けいたします! サッカー選手に多い鼠径部痛(そけいぶつう)症候群 スポーツ選手で多く見られるのは、骨盤・股関節の障害です。 骨盤・股関節は上肢・体幹からの荷重を下肢に伝達するため、高い安定性が求められる関節です。 骨盤は姿勢を安定させる状態を維持するための機能として重要で、体幹の動きや股関節の運動と連動して動いています。 股関節は大腿骨頭と寛骨臼から構成された人体最大の荷重関節で、自由度のある運動方向をもち、大きな運動性のある関節です。 ヒトが二足歩行をする際に最も重要な関節の一つです。 股関節疾患は小児から高齢者まで他種の病態があり、骨・関節形態・関節補助装置(関節唇)・筋・筋膜・靭帯など多くの組織が病態に関係しており、痛みは関節内・外の病変に原因があります。 スポーツ選手によっては、長期にわたり痛みを我慢して練習しているケースが多く、原因が明らかにできず原因不明の股関節痛として扱われ、適切な治療を受けていないことも多々あります。 まずは病態を解剖学や生理学、運動学などから捉えて原因を明らかにしていくことが大切です。 本校のサッカー部の選手も、腰痛や股関節痛、大腿部痛などの痛みを訴えている選手が多くいるため、練習後に身体の機能と構造や診断と評価の方法、また、コンディショニングケアやセルフケアの方法を実践的に学びながら、病態を選手自身が理解することで障害の再発や予防につなげ、より良いパフォーマンスができるように、教員と在校生で構成されている日本医専トレーナーズチーム(NITT)がサポートしています。 鼠径部痛症候群(groin pain syndrome)とは 鼠径部症候群は疾患名ではなく、鼠径部周囲に持続した痛みを訴える疾患の総称です。 明確な定義はなく、複数の病態が混在することもあり主な原因を特定することが難しいものです。 筋骨格系、循環器系、消化器系、神経系など様々な原因で起こるとされており、スポーツ選手では、骨・筋腱・腹壁・神経絞扼が原因で生じることが多いとされています。 鼠径部痛症候群と関連スポーツ 鼠径部痛が多発するスポーツは、サッカー、ラグビーが最も多く、その他にホッケー、野球、バスケットボール、長距離マラソンです。 キックやスイング、カッティング、スプリントなどの動作をする競技や股関節を繰り返し屈伸するスポーツに発生します。 急性鼠径部痛や慢性鼠径部痛の発生は、他の競技と比較してもサッカー選手に多くみられます。 男女差では男性に多く、片側性に発症してから両側性に症状が出現し、股関節に痛みを感じてから医療機関を受診する選手は0~3か月以内が多く、4~6ヶ月以上経ってから受診するケースもあります。 痛みや違和感を覚えながらも、1年や2年以上も競技を続けている選手も少なくありません。 慢性化すると症状の回復に時間がかかることもあり早期に治療を受け、症状改善に必要なケアを受けることが大切です。 鼠径部痛症候群の病態 鼠径部痛症候群は多彩な病態があります。 ①鼠経ヘルニア(スポーツヘルニア) ②内転筋損傷(長内転筋の筋腱移行部損傷) ③恥骨結合炎(腹直筋と長内転筋の収縮) ④恥骨部不安定症(恥骨間円板の変性、亀裂) ⑤腸腰筋損傷(腸腰筋腱炎、腸腰筋滑液包炎) ⑥腸骨鼠経神経、陰部大腿神経、閉鎖神経絞扼 ⑦腹壁障害(外腹斜筋損傷) ⑧疲労骨折(大腿骨頸部、恥骨下枝)、裂離骨折(上前腸骨棘、下前腸骨棘、坐骨結節) 内転筋損傷や恥骨結合炎は鼠径部に生じる筋損傷で最も多く、サッカーのキック動作時のスイングの段階で最も伸長されるため損傷リスクが高いと考えられています。 長内転筋も股関節を伸展および屈曲させる動作開始時にコントロールを補助しているため、強いキック時の股関節最大伸展の増加は内転筋損傷リスクを増大させる要因とされています。 鼠径部痛の主な症状 ①鼠径部の圧痛 ②内転筋から鼠径部に広がる疼痛 ③運動時痛(スプリント、キック、体幹回旋運動時、屈曲抵抗時、伸展時) ④咳払い(腹腔内圧が高まる動作) ⑤大腿内側から膝周辺にかけての疼痛 ⑥股関節前面から大腿前面への放散痛 ⑦神経症状(大腿内側の放散痛) ⑦運動機能低下(ジャンプ力の低下) ⑧ストレッチで誘発される疼痛 安静時は無症状または軽い疼痛を認める場合、運動時に腹腔内圧が高まる動作や身体活動の増加により疼痛が出現することがあります。 また、運動直後に症状が悪化する場合もあります。 終わりに サッカー選手は90分で約10㎞走るくらい体力が必要で、ボールを止めて蹴る能力、相手に競り負けない強靭なフィジカル、攻守の切り替えなど様々な能力が必要になります。 サッカーは攻守の切り替えにより加速力と減速力も必要になりますが、守備では自分のポジションに素早く戻り陣形を整える必要があり、攻撃ではゴールに近づくためにボールを奪ってから一気に加速して前への推進力を上げて走るスプリントが必要となります。 そして、股関節を最大伸展から最大屈曲してポールをキックする負荷がかかるため、股関節病変が発生しやすい競技なのです。 できるだけ負荷をかけないためには、スプリントをどの場面で必要か走るタイミングが重要となります。 鼠径部痛は慢性化すると病態が複雑になり治療しにくくなり、治癒しても再発しやすい疾患です。 治療の多くは保存療法で、安静、活動制限を行い物理療法(電気療法、超音波、レーザー)・徒手療法(マッサージやストレッチ)・運動療法(体幹筋と股関節周囲筋の強化)・フォームの改善、鍼灸治療などを組み合わせて改善を図っていきます。 軽度のものほど競技復帰が早く見込まれ、骨盤コルセットの着用は疼痛を軽減する効果があります。 ステロイド系抗炎症剤と局所鎮痛剤の投与については、痛みの改善は早くみられますが、再発することが多いとされています。 手術療法と保存療法を比較した場合、手術療法の方が良好であるとの研究もあり、保存療法で長引く状況があれば、手術療法も視野に入れた計画性のある治療方針を立てる必要性があります。 症状の病態を把握し、問題点を理解しながら選手の要望も聞き判断していくことが大切です。 柔道整復師・鍼灸師 本校柔道整復学科 専任教員 川﨑有子]
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