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柔道整復学科 BLOG

VOL.5スポーツトレーナーの就職先『スポーツトレーナーを目指そう!』

2019/06/25

スポーツトレーナーとして仕事をするときには、チームの専属トレーナーや派遣トレーナーなど働き方はさまざまです。
ここではスポーツトレーナーの契約方法や働き方についてご紹介します。

 

1、プロスポーツチームとの契約トレーナー

 
みなさんがいちばんスポーツトレーナーとしてイメージしているのが、この就職先が多いかもしれません。
スポーツトレーナーの活躍の場としては、国内のプロスポーツチームがあります。
例えば、プロ野球では試合中にスポーツトレーナーがチームの一員としてベンチに入っていることもあります。
選手が試合中にデットボールに当たったり、負傷してしまったときにコールドスプレーを持って飛び出してくる人がスポーツトレーナーです。
プロ野球の球団が、スポーツトレーナーとして契約するようになったのは戦後と言われています。
当時は、1球団に1~3名のスポーツトレーナーが契約しており、鍼灸師などが多かったと言われています。
現在では、各球団で契約しているスポーツトレーナーの人数が増えており、多い球団では12名ものスポーツトレーナーが働いています。
また、日本のプロスポーツ界の発展とともに、今ではプロ野球のみならず、サッカーのJリーグ、バスケットボールのBJリーグなど各スポーツへスポーツトレーナーの就職の場が広がってきています。

 

2、企業チームとの契約トレーナー

日本国内では企業がさまざまなスポーツの競技チームを運営しています。
特に強豪チームでは、その企業チームがスポーツトレーナーと契約しているケースが多くあります。
企業と契約できることで収入面が安定するので、スポーツトレーナーとしては魅力的な働き方と言えるでしょう。
また、クラブチームや大学・高校といったチームとも契約しているところがありますが、そのほとんどがアマチュアチームのため、専属契約は金銭面的に厳しいところが多いです。

 

3、接骨院、鍼灸院、病院から派遣されるトレーナー

スポーツトレーナーとして、プロチームや企業チームと専属契約できるスポーツトレーナーは人数の限られており狭き門です。
また、経験や実績を積んでから専属契約となっていきます。
そのキャリアアップの一環として、実はいちばん多い働き方が、派遣トレーナーです。

 
普段は、接骨院や鍼灸院、病院などで勤務して、週末や試合の時にスポーツチームに派遣されるスポーツトレーナーのことです。
この働き方では、接骨院や鍼灸院や病院に就職しているため収入面も安定しています。
また、自身も柔道整復師、鍼灸師、理学療法士などの医療系国家資格を取得しているスポーツトレーナーが多いので、就職や転職にも有利であり、スポーツトレーナーとしても活躍できます。

 

4、海外で活躍するトレーナー

 
最近では日本人でもアメリカなどの海外でNBAやNBLなどのプロスポーツチームで活躍するスポーツトレーナーが増えてきています。
イチロー選手は日本から日本人のスポーツトレーナーと専属契約してアメリカに一緒に渡っているのは有名な話です。
日本の鍼灸師や柔道整復師は、手先が器用でコンディショニングなどの仕事ぶりも丁寧だと海外でも高い評価を得ています。
欧米では、日本と比べてスポーツトレーナーの社会的地位が高く、複数のチームと専属契約するなど、フリーランスで仕事しながら高い収入を得ているスポーツトレーナーも多くいます。
まさにアメリカンドリームですね。

 
>スポーツ分野で活躍する柔道整復師がわかる こちら

 
▽バックナンバーはこちらから▽
『スポーツトレーナーを目指そう!』
 VOL.1スポーツトレーナーの仕事 こちら
 VOL.2スポーツトレーナーの種類と仕事 こちら
 VOL.3スポーツトレーナーのやりがい こちら
 VOL.4スポーツトレーナーの資格 こちら

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