柔道整復師・鍼灸師を育成する専門学校

日本医学柔整鍼灸専門学校
(2025年4月 校名変更予定)

柔道整復学科 BLOG

【山中先生コラム・第2弾】~腰痛で困ったとき~

2022/06/24

こんにちは!
日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。
山中先生によるコラム・第2弾!

腰痛で困ったとき

皆さんは、腰が痛くなった時どのように対処していますか?

何かを用いてもむ。ストレッチをする。など皆様独自の対処法があるかと思います。

どれも素晴らしい方法ですが、そこにもう一つ加えていただきたい施術POINTがあります。

覚えやすい名前かつ、覚えやすい場所ですので是非皆様に使ってほしいと思います。

身体には『腰痛点(ようつうてん)』という治療POINTがあります。

手の甲。人差し指と中指の間と小指と薬指の間にあります。片手に2か所、左右計4つあります。(写真参照)

柔道整復師や一般の方は指で、鍼灸師は鍼やお灸で刺激しながら腰を動かし痛みを取り除いていきます。

4か所の中で、特に痛みを感じる点を押しながら、前後や左右・振り向くなどの日常生活での不具合が出ている動きを行うことで症状の改善につながります。

手は、いつでも・どこでも触ることができます。

腰の辛い時や脹っている時、腰に不安を感じる時などに利用してみてください。

また、腰の痛みがある場合太ももの裏や膝の裏に脹ったような症状が出ることがあります。

このような症状が出る際に、おすすめの施術POINTがありますのでこちらも一緒に試していただきたいと思います。

どこに施術POINTがあるかというと、膝の真裏です。

鍼灸のツボでいうと『委中(いちゅう)』と呼ばれる場所になります。

歩行時や膝の曲げ伸ばしをする際に、負担がかかり疲れがたまりやすい場所になります。

膝の裏を揉みほぐすことにより、太ももの裏や膝裏の脹りが和らぎます。

腰が痛い時には、現状痛い場所をいきなり触るのではなく手や足などの離れた場所から身体を緩めて(症状の緩和をして)いくことをお勧めいたします。

日常生活の中で、どの動きで痛みがあるのか。

温めたり冷やしたり、何をしたら楽になるのか。

手や足など押すことで楽になる場所がないか。

一度落ち着いて自分の身体を観察していただき、自らの身体の変化にいち早く気付き対処することが大切です。

大きな痛みが来る前に是非今回ご紹介したPOINTを試していただければと思います。

是非、使ってみてください。

担当教員:山中 直樹先生(本校柔道整復学科 専任教員)
鍼灸師・柔道整復師
あん摩マッサージ指圧師
整膚師師範


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