2019年
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2019/12/26その他
- 【鍼灸学科】お灸の実技 ~灸頭鍼~
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校の広報です。 本日は、鍼灸学科の【お灸】の授業のレポートをお届けします。 みなさんは、お灸と聞くとどんなイメージを浮かべますか? お灸をすえるという言葉は聞いたことがあっても実際どんなものか…そしてどのように勉強をしているのか…ということで、夜間部の1年生の授業にお邪魔しました。 ~灸頭鍼~ お灸とは「艾(もぐさ)」と呼ばれる乾燥したヨモギを燃やし、ツボを刺激することで治療を行います。 この灰皿の横にあるスポンジのようなものが「艾(もぐさ)」です。↓↓ 本日は【灸頭鍼(きゅうとうしん)】を学びます。漢字から想像できるかもしれませんが、お灸と鍼の両方を使った治療法で、鍼とお灸の両方の効果が期待できます。 学生のみなさんは4月に入ってから勉強してきた鍼ともぐさの両方の技術が試されます。 まずは、中村先生の実演。やり方や注意事項などを真剣に学生が聞いています。 鍼を刺して、そして鍼に艾をつけ、火をつけます。 艾が落ちてベッドが燃えないように灰皿を置いておきます。 質疑応答の後、ペアに分かれて実践。 「あったかくて気持ちいい~」という声や「ちょっとツボの位置ずれてるかも」とお互いに教え合いながら実技を行っていました。 そして、わからないときには積極的に先生に質問している姿も見られました。 このような実技を1500時間以上も行うことで、卒業後に活躍できる力を身につけていきます。 鍼灸学科夜間部1年生の皆様、お邪魔しました。 お灸や鍼をはじめ東洋医学に興味のある方、入学を検討中の方は、ぜひ学校見学にお越しください。 >>オープンキャンパスや個別相談はこちらから]
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2019/12/24お知らせ
- 【鍼灸学科】青木式美容鍼灸~小顔・リフトアップ~
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みなさんこんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校、広報担当です。 本日は、美容鍼灸のパイオニア校である日本医専の「青木式美容鍼灸」についてお伝えさせていただきます。 【青木式美容鍼灸】~小顔リフトアップ~ 日本医専鍼灸学科の学科長の青木先生は日本と中国の2か国の鍼灸の免許を取得しており日本鍼灸(和鍼)だけではなく中国鍼灸における高い技術を持っています。 青木式美容鍼灸は、繊細な日本鍼を使い、中国式の刺し方で施術を行います。 肌に対して水平に鍼を刺す「横刺(おうし)」の技術を用います。 横刺は垂直に刺鍼する「直刺」よりも難しい手技であり、治療効果も高いです。 それでは、「青木式美容鍼灸」をご紹介させていただきます。 青木式美容鍼灸 こちらが横刺。肌に対して水平に刺さっているのがおわかりになりますか? 下から鍼を刺すことによって小顔、リフトアップの効果があります。 そして、施術の際は「刺す」のではなく、皮膚に「埋める」イメージで行うのがポイントです。 この状態で20分ほど待ち、鍼を抜いていきます。 美容鍼灸の効果は… ⇩気になる方は下記動画をご覧ください。⇩ いかがでしょうか。 美容鍼灸のパイオニア校である日本医専では、美容鍼の他、かっさや吸い玉(カッピング)、パルスなどの技術を学ぶことができます。 下記ページよりご覧ください。 >>日本医専の美容鍼灸の詳細はこちら >>新年 1月5日㈰青木式美容鍼灸イベントあります。 予約はこちらから ]
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2019/12/23王先生コラム「カラダとココロを整える東洋医学」
- 【王先生コラム】「カラダとココロを整える東洋医学」第2弾~冷え性~
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校の広報です。 王先生コラムの第二弾をお届けします♪ 王先生コラム「カラダとココロを整える東洋医学」 冷え性の予防と改善 皆様、こんにちは、朝晩はめっきり冷え込んでできましたが、いかがお過ごしでしょうか? 前篇の「たがが冷え性、されど冷え性」からはや一か月が経ちました。大変お待たせしましたこと深くお詫び申し上げます、本当に申し訳ございませんでした。 さて、前篇では冷えは決して侮れない病態だと話しましたが、今回は冷え性の予防と改善のお話を致します。 1.冷え性の予防 冷え性は生活習慣と密接に関係するため、生活習慣を見直すことから冷え性を予防することが可能です。 以下、日常生活において気をつけていただくことにより冷え性の予防につながることをご紹介します。 ●冬などの寒い時期や生理期になるべく下半身を温めるような着るものを着衣する。 冷えは足元から来るものが多いです。また女性の生理期は出血しているため、外部の寒邪が入り込みやすいです。そのため冬の寒い時期、ことに生理期には着るものに気をつけ、補温に努めます。 ●体を温める食品を積極時に取り入れ、体を冷やす食品を控える。 体を温める食品:生姜、葱、にんにく、にら、カボチャ、コショウ、ウコン、発酵食品、甘酒など。 体を冷やす食品:アイスクリーム、アイスコーヒー、キュウリ、ナス、炭酸ジュースなど。 ●お風呂に入る。 シャワーだけで済ませるのでなく、10~15分浴槽に入り半身または全身浴をし、血行を良くします。 ●早寝、早起き、朝食を食べる。 早寝、早起き、朝食を食べることは、漢方医学の視点からは、体を温める役割をする陽の働きを喚起及び活発化につながると考えられ、陰陽のバランスを維持するのによいことです。 ●定期的に運動する。 ウォ―キング、ストレッチ体操など。 2.冷え性の改善 冷え性といっても、冷えの原因や冷える部位、慢性的に経過しているかによって、用いる漢方薬が異なります。これは漢方医学の特徴の一つである個体を重視する、いわゆる「同病異治」のことです(同じ病ですが、人に因って治療が異なる)。 以下、冷え性に用いる漢方薬処方をご紹介するので、ご参考になれば幸いです。 ●人参湯(にんじんとう) 胃腸が冷える方にお勧めの漢方薬です。疲れやすさに食欲がなく、胃やお腹の方を触ってみると冷たく感じる、冷たい飲食物で胃やお腹が痛くなったり、下痢してしまったりするもの。 ●大建中湯(だいけんちゅうとう) 手足が冷たいと共に、腹部が冷えて痛む方にお勧めの漢方薬です。腹部のへそやへその下あたりが冷たくて痛い、手で押されるといやがる。時にはお腹にガスがたまる感じがあり、便が出にくい。 ●当帰四逆湯(とうきしぎゃくとう) 手足の末端が冷える方にお勧めの漢方です。手足が冷えて、顏の血色もよくなく、貧血気味。またしもやけや凍傷にも用いる。 ●当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう) 手足の末端が冷えると共に、冷えにより頭痛や胃痛が見られる時に用いる漢方薬です。前記の当帰四逆湯に温める力が強い呉茱萸、生姜を加えたため、処方名は当帰四逆加呉茱萸生姜湯となりました。 ●桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん) 下腹部の冷えがあり、生理痛や生理不順などの婦人科疾患によく用いる漢方薬です。具体的所見は、下腹部に冷たくて、生理時に生理痛があり、レバー状出血が見られ、唇や舌が紫色を呈するなどです。 ●温経湯(うんけいとう) 下腹部の冷えがあり、生理痛や生理不順などの婦人科疾患によく用いる漢方薬です。前記の桂枝伏苓がと異なるところは、生理時にレバー状の出血が見られないことと、普段は肌や唇が乾燥しており、顏の血色もよくないことです。 (監修/王瑞霞 先生) 王 瑞霞先生/本校鍼灸学科専任講師・婦人鍼灸ゼミ顧問 北京中医薬大学医学修士 日本大学医学博士 中医師 専門分野は内科・婦人科 漢方・薬膳などの中医学に精通 今回の王先生のコラムではこの寒い時期に皆さんのお役に立てた事と思います。 かぼちゃやコショウはカラダを温める食材なんですね。知りませんでした。皆さんも内側からもカラダを温めましょう。 王先生の東洋医学講座は体験授業がございますので、興味のある方はぜひご参加ください。 ⇩お申し込みはこちらから⇩ >>王先生「カラダとココロを整える東洋医学講座」 >>前回(11/28)開催の「カラダとココロを整える東洋医学講座」の様子はコチラ]
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2019/12/20その他
- 【鍼灸学科】山中先生が京都薬科大学「京薬祭」に出展!
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校の広報です。 先日、京都薬科大学にて開催された「京薬祭」(11月2日(土)~3日(日祝))にて、本校鍼灸学科専任教員・山中先生が鍼の無料体験ブースを出展しました! 学生のみなさんのご参加が多かったのはもちろん、ご家族づれでの施術体験もあり、 「鍼灸がいろいろな治療に役立つなんて知らなかったので、すごく勉強になりました。」 「鍼が怖くなくなりました。自宅に帰ってのセルフケアも教えていただき感謝します。」 といったうれしい感想のほかに、 「色々と勉強になりました。薬学以外の勉強もおもしろいと感じました。」 と、薬学部の学生さんならではの感想もいただきました♪ お話上手な山中先生は京薬祭の開催中、人気者だったそうですよ。 またお会いできたらいいですね♫ 「鍼灸師ってどんな資格?何をするの?」 「鍼灸師」に興味のある方はこちら▷▷▷ 「日本医専」で学べる「鍼灸」はこちら▷▷▷ 12月22日(日)開催!! 日本医専がわかるイベント 「美容鍼灸」「スポーツ鍼灸」「婦人鍼灸」「高齢者鍼灸」を知ろう!▷▷▷ 1月5日(日)開催!! 本校で学べる美容鍼灸! 青木式美容鍼灸 「横刺」で小顔美人▷▷▷]
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2019/12/20未分類
- 【体験レポート】吸い玉(カッピング)の効果はあるのか?
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みなさんこんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校、広報担当です。 本校の美容鍼灸は美容鍼だけでなく、美容かっさや吸い玉(カッピング)、パルスなどの技術を学ぶことができます。 本日は、リオオリンピックでも注目された【吸い玉(カッピング)】の体験レポートをお届けします。 カッピング(吸玉療法)の施術体験 急遽背中を世間にさらすことが決まった。こんなことだったら少し背筋を鍛えておけばよかった。やっていただくのは「吸い玉王子」の山中先生、やってもらうは「吸われ玉王子」の私。(誰も呼んでないけど) 吸い玉の中に火を入れて、真空状態を作り背中を吸われます。「あ、火使ってるな」という感じはしたのだけど、熱さは全然感じなかった。「あ、吸われてる」という感覚がずっと続く。 血行が悪いところや疲れがたまっているところに濃い色がつくという。実際撮影をするのに健康で色が全然つかなかったら、普段仕事してないと思われてしまう。なんて思っていたら、全部つけ終わってた。「え?つけ終わったんですか?」と尋ねると、先生は「カッピングは素早く吸着させるのがポイント」だという。 上から見るとこんな感じ。あ~こんな感じだったんだ。やられてる側としては何か吸われてるなくらいの感じだったけど、まぁまぁ色ついてるじゃん。(おーい、みんな~結構仕事頑張ってるよ~) 次は外す作業。吸い玉に空気を入れて外していく。「スッ」「シュポッ」という音が聞こえる。やられている側は取られる感覚はなく、吸われていたという感覚がなくなるだけ。(伝わるかな?) じゃーん!! 山中先生曰く、肩が凝っていて、PCをつかう現代人に多い症状。このカッピング(吸い玉)療法で血液の流れを促進したい内の不要物を輩出する効果があるという。 終了後、肩回りが楽になった!! 数日で色が取れると聞いてたけど、私の場合は肩の色が残り、完全に消えるのは1週間くらいかかった。 過去、リラクゼーションで背中と足の施術をしてもらったときは、痛くて揉み返しもあって、それ以来あまり施術を受けてこなかった。しかし、カッピングは揉み返しや痛みもなく純粋に効果を感じることができた。 揉み返しを起こしやすい人や体が疲れてる人にはオススメ! 背中に勲章を刻むことにはなるけれど。。。 動画はこちらから↓↓ いかがでしたか。 美容鍼灸師は、患者様の症状に合わせていろいろな種類の道具を使います。日本医専なら在学中に施術の理論と実技を身に付けることができます。 カッピングの勉強も本校で行っていますので、ぜひ一度見学にお越しください。 >>美容鍼灸パイオニア校の情報はこちら >>イベントの申し込みはこちらから]
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2019/12/19その他
- 【鍼灸学科】兵頭明先生による特別セミナー開催!!
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こんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校の広報です。 鍼灸学科では先日、後藤学園 中医学教育臨床支援センター センター長、天津中医学大学客員教授、老人病研究会常務理事などを務める兵頭明(ひょうどう・あきら)先生をお招きして特別セミナーを開催しました! 題して『超高齢化社会における鍼灸師の役割と可能性 ~今こそ羽ばたけ!21世紀の志ある鍼灸師達よ~ 』。 大勢の鍼灸学科の学生が参加したセミナーでは、時折ユーモアを交えた兵頭先生のお話に笑いが起きることも。 セミナーでは認知症の現状、鍼灸での施術例などの説明があり、「超」高齢化社会と言われる日本で今後、鍼灸師に何ができるかのお話がありました。 認知症の様々な臨床例、対応方法などを学ぶうちに、未来の鍼灸師の顔は真剣そのもので、教室は熱気に包まれていました! 兵頭先生、ありがとうございました。 「鍼灸師ってどんな資格?何をするの?」 「鍼灸師」に興味のある方はこちら▷▷▷ 「日本医専」で学べる「鍼灸」はこちら▷▷▷ 12月22日(日)開催!! 日本医専がわかるイベント 「美容鍼灸」「スポーツ鍼灸」「婦人鍼灸」「高齢者鍼灸」を知ろう!▷▷▷]
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2019/12/17その他
- 【コラム】冬の対策「セルフお灸」で体調改善!
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こんにちは!日本医学柔整鍼灸専門学校です。 12月に入り、これからいよいよ冬本番の寒い季節がやってきます。 もともと身体が持っている自然治癒力を高め、健康増進に繋がる「お灸」。 最近では「お灸女子」という言葉が登場するほど人気のお灸についてお伝えします。 ホルモンの乱れによる不調の改善にも最適な「お灸」 お灸は2000年以上も前からおこなわれてきた東洋医学に治療法です。 全身に点在するツボにヨモギで作ったもぐさを置き、火をつけて温めることで刺激します。 もぐさを燃やした熱はツボに刺激を与え、自然治癒力を高めることができます。 お灸は、自律神経を整える効果が高いので、更年期症状などの女性ホルモンの乱れからくる体の不調の改善に適しています。 そして、体を温める効果もあるので、冬の寒い季節の冷え対策や、風邪予防にも最適です。オススメのツボ:三陰交、太渓 冷えとむくみ対策には「腎」を温めるツボにお灸を 寒いときに体がブルっと震えるのは、体の機能を守るために筋肉が自ら震えることで 熱をつくり出しているからです。 『冷え』とは体の熱を作れない、熱を体の隅々まで運べない状態です。 そのため、本来であれば回収されるはずの体内の水分や老廃物が手足の末端の皮膚の下にたまってしまい、これがむくみなのです。そして、むくみによってさらに冷えが進みます。 東洋医学では、体の熱をつくるのは老化をコントロールしている「腎」の動きであると考えられています。 「腎」の働きには、現代医学的な腎臓の「血液をろ過してカラダの中に老廃物を尿として排出する」という機能も含まれています。 冷えるとトイレが近くなるのは、腎が働きを高めて体を温めようとするためで、生理的に正常な現象です。そのため、逆に腎の動きが低下するとむくみの原因となるわけです。 冬の冷えとむくみ対策には、「腎」の働きを高める『太渓(たいけい)と関元(かんげん)』のツボへお灸をしましょう。『太渓』へのお灸はエージングケアにもつながります。 太りやすい冬の季節には肥満解消のツボ 季節の移り変わりにあわせてゆるやかに変化する私たちの体。 旬の食材はその季節に私たちの体が必要としている栄養を多く含んでします。 秋の食材は、夏の暑さで弱っている胃腸を元気にして、体を温め、冬に備えてたっぷりの栄養を体に蓄える役割があります。 そして冬のこれからの時期は、忘年会やクリスマス、そしてお正月と食べ過ぎ飲み過ぎになりやすい季節です。 東洋医学では、2つの体質『陽性体質』・『陰性体質』で肥満を考えます。 ◆『陽性体質』 エネルギーの消費効率が高く、ストレスは体を動かすことで解消できるタイプ。 でも逆にストレスが溜まると食べ過ぎに走る。暑がりで冷たいものを好んで飲食するので、胃の周りに脂肪がたまりやすく、お腹まわりを中心に太る傾向。 オススメのツボ:内庭、曲池 ◆『陰性体質』 エネルギーの消費が低く、ストレスは静かに過ごすことで解消できるタイプ。 胃腸の動きが弱くて胃もたれも起こしやすい。さほど食べていないので太ってしまう。 消化機能の低下で血液を作り出す力が弱く、体全体の循環が悪く滞ってしまうため肥満に。冷え性やむくみやすく、水太りもしやすい。 オススメのツボ:陰陵泉、足三里 お灸は、「温灸」と呼ばれる肌に火が直接触れないものがあったり、初心者向けに温度の低いもの、ハーブでいい香りのするもの、煙の出ないものがあったりします。 症状に合わせて「セルフお灸」で、心地よく感じる範囲で使ってみるといいでしょう。 【講師紹介】 学科長 青木 春美先生(楊 春紅先生) 取得資格 鍼灸師(日本)・鍼灸師(中国免許)・民間資格エステ(ナリス化粧品) おもな担当科目 中医臨床・鍼実技 専門分野 美容鍼灸・卒後研修(中国鍼灸)中医学・中国語 ゼミ活動顧問 美容鍼灸ゼミ・卒後研修(中国鍼灸) その他の活動 青木鍼灸あんま治療院開業 中国鍼灸と日本鍼灸のお互いの良さを知り、2つの鍼灸が施術できるメリットを学生に伝えたいと思っています。自分自身もレベルの高い鍼灸施術ができる臨床力を磨き、専門分野においても、独自の美容鍼灸の技術を日本医専の学生に伝えていきたいです。 >>>鍼灸学科についてもっと知る >>>オープンキャンパスのご案内はこちら]
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2019/12/06美容鍼灸ゼミ
- 【12/5(木)美容鍼灸ゼミの顔面むくみ改善、リフトアップ】
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みなさんこんにちはー! 日本医学柔整鍼灸専門学校、広報担当です! 鍼灸学科 本校自慢の4大ゼミの一つ【美容鍼灸】をご紹介いたします。 今回は「顔面むくみ改善、リフトアップ」のゼミです!! 肩の筋肉が固まってしまう肩こりは多くの人が悩まされていますが、なかなか気づきにくいのが顔の筋肉のこり。 下記写真のようにパルス(小型の微弱電流)を使い鎖骨と烏口突起(肩甲骨)を刺激してリンパをマッサージします。 側頭筋が硬く縮んでしまうと顔が横に引っ張られ、顔が大きく見えてしまうそうです。 小顔効果を出すために、こめかみよりも上のほうにある側頭筋もほぐします。 遠藤先生、学生のみなさんお邪魔いたしましたー。 本校は授業時間外のゼミでさらに学べます!! >>美容鍼灸ゼミ見学会の申し込みはこちら >>その他のオープンキャンパスの申し込みはこちら]
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2019/11/26王先生コラム「カラダとココロを整える東洋医学」
- 【王先生のコラムスタート!】「カラダとココロを整える東洋医学」第1回・たかが冷え性、されど冷え性
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本日から連載開始! 本校鍼灸学科専任教員、王先生によるコラム「カラダとココロを整える東洋医学」が始まります。 王先生は北京中医薬大学医学修士・日本大学医学博士・中医師として内科・婦人科を専門として活躍され、本校では婦人鍼灸ゼミの顧問として学生の指導にあたっています。 漢方・薬膳などの中医学に精通している、頼もしい先生です! 「カラダとココロを整える東洋医学」第1回・たかが冷え性、されど冷え性 いよいよ冬到来の季節となりました、皆様は如何お過ごしでしょうか? 冬というと、まずは寒い、冷えるといった単語が脳に浮かび上がると思われますが、本日はその冬の寒さを連想させる冷え性についてお話します。 1.冷え性とは 冷え性とは、体の特定部分―例えば手、足、腰などの一部のみに冷感または寒さに近い感覚があり、外界の温度や体温とは必ずしも一致しない自覚症状のことを指します。 すなわち、夏の暑い時期でも冷え性の方は体のどこかが冷えてしまうことを自覚するのです。 冷え性については、西洋医学には病名がなく病気として扱われず、単に一種の自覚症状(不定愁訴)に過ぎないと考えられています。 一方、東洋医学では冷えを自覚する裏には、気血の流れの問題や臓腑のアンバランスの状態などが見え隠れていると考えられ、治療すべき疾患とみなされています。約2000年前に成書された古典医書『傷寒雑病論』にはすでに「手足寒」(しゅそくかん)、「厥冷」(けつれい)、「腰中冷」(ようちゅうれい)など、様々な冷えの症状とそれを治す処方(漢方薬)について記載されています。 2.冷え性と生活習慣 成人女性の約半分の方に冷え性の自覚があると言われています。 特に近年若い女性でも冷え性を訴える方が増えているそうです。 そのように多くの女性達が冷えを感じるのに、実は普段の生活習慣に密接に関係していると考えられます。 次の各項目になにか心当たりがありますでしょうか? ①冬でもミニスカートなど露出の多い服装や薄着を着ている。 ②夏に冷房の温度を低く設定し、睡眠中にも冷房をつけばなししている。 ③よく冷たいジュースやアイスコーヒー、アイスクリームなどを飲食している。 ④朝食を抜きの生活。 ⑤夜更かし、運動不足など生活のリズムが不規則 漢方医学的には、上記①~②は外在の寒性的邪気が体内に侵入させてしまう。 ③~⑤体内を冷やしてしまうと考えられ、それらの内外の因子により体が本来持っている温める働きの陽に損傷与えたり、気血の流れを阻まれたりして冷え性を引き起こすのです。 3.冷え性は放っていけない 冷え性または冷えに伴い、様々の症状や病態が見られます。 例えば肩こり、頭痛、不眠症、肌荒れ・しみ・そばかす、便秘や下利、免疫力の低下、むくみ、生理不順、生理痛、不妊症、更年期障害などが挙げられます。 この中で特筆すべきものは一つに免疫力の低下と、もう一つは不妊症です。 免疫力の低下に関しては、前述したように冷え性の方は気血の流れが悪いために、免疫を担う免疫細胞にとっては、働きにくい環境となり、また活性化しにくくもなっているから、当然ながら免疫力が低下してしまいます。 不妊症に関しては、妊娠に深く関係する各種女性ホルモンや子宮、卵管、卵巣は活発に正常に働くために、やはりよい血流が必要不可欠です。 ことに腰部に冷えてしまうと骨盤の血流を悪くさせるため、骨盤中の臓器である子宮や卵巣の血流も悪くなってしまい、結果的に妊娠しにくい体になってしまいます。 このように、冷え性はただ冷えるだけの自覚症状だけにとどまらず、場合によって様々な全身症状を引き起こしたり、深刻な病態につながったりするので、決して放ってはいけません。 実際、臨床では生理不順や生理痛、不妊症、更年期障害などのために漢方相談や鍼灸院に訪れる女性の体質をチェックしてみると、冷え性がある方がとても多いです。 そしてほとんどの方は冷え性をも改善されると、それらの疾患も快方に向かうのです。 では、次回、冷え性予防と改善のお話をいたします。 今回はここまでです。 (監修/王瑞霞 先生) 王 瑞霞先生/本校鍼灸学科専任講師・婦人鍼灸ゼミ顧問 北京中医薬大学医学修士 日本大学医学博士 中医師 専門分野は内科・婦人科 漢方・薬膳などの中医学に精通 ★王先生の授業が実際に受けられる!「カラダとココロを整える東洋医学講座」 ≫≫≫お申し込みはこちら]
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2019/11/07お知らせ
- 【コラム】 髪に効く美容鍼灸 ~薄毛のお悩みには「育毛鍼灸」~
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こんにちは!日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 女性でも男性でも気になる、髪のケア。 サラサラ、しっとり、つやつや…美髪はみんなの憧れですね。 今回の美容鍼灸は小顔ではなく、「育毛鍼灸」についてご紹介します! 1、秋は「抜け毛の季節」 男性や女性に関わらず、若い時にはつやつや・フサフサだった髪が、いつの間にかボリュームダウンして、枕や洋服に抜け毛が目立つ…ということはありませんか? 「育毛」「発毛」のお悩みは多くの人たちが感じています。 実は、夏の紫外線や暑さによる寝不足やストレスが表面化してくる秋は、抜け毛の危険が大きい季節です。秋は、夏の異常ともいえる暑さと紫外線の影響がいつも以上に頭皮にストレスをかけているので、抜け毛のリスクは高い季節なのです。 薄毛の原因がサイクルの乱れと関係があると考えられています。 髪には、しっかりとした太い毛根ができる「成長期」、毛根が退化していく「退行期」や「休止期」を経て抜け落ち、再び成長が始まる成長期へとサイクルが回っていきます。 このサイクルがうまくいかなくなると髪が太く育つための「成長期」が途中で途絶えてしまって、 すぐに「退行期」「休止期」に入ってしまい、だんだんと毛が生える土台が痩せてしまい、薄毛へと繋がっていくのです。 2、薄毛に効果のある「育毛鍼灸」とは? 薄毛の原因は先に説明したように季節的要因もありますが、日常生活における生活習慣も影響しているとも言われています。現代社会では、深夜や朝方までの仕事やスマホ、テレビなどの生活リズムが悪くなる人は増えてきており、一方で、ストレスを抱えたり運動不足になったりすることで生活リズムが乱れ、年配の男性だけでなく、若い世代や女性でも薄毛に悩む人は多くなっています。 育毛鍼灸は、たくさんの育毛・発毛治療法のなかでも、副作用がなく、確実に自然に髪が生えてくる治療法です。 3、「育毛鍼灸」の治療方法 ①全身治療 薄毛や抜け毛は、東洋医学では臓腑、気血(きけつ)などに原因があるとも言われています。この臓腑の働きを正常化することで抜け毛や薄毛の対策・予防になるため、頭部だけでなく全身に鍼灸のアプローチをおこないます。 ②局所治療 鍼で頭部にあるツボや反応点を刺激して、頭皮の新陳代謝を促す治療をおこないます。 これから生えてくる毛髪をいかに強くするかが育毛鍼灸の原点です。 東洋医学では毛髪は血が変化したものという概念のため、鍼治療で血流を促して頭皮の状態を正常な働きに改善し、新陳代謝を活発にさせることで発毛を促進させます。 ③治療期間と治療効果 毛髪の状態は、全身状態の影響が出ます。そのため、育毛鍼灸治療では全身治療をした上で頭部に鍼で刺激を与えて、頭部の血流を改善させます。個人差はありますが、一か月を過ぎた頃から髪が少し生えてきます。 治療期間の目安としては、週1回を継続的に半年から1年間通院するとより効果が出やすいです。 また、育毛鍼灸は何らかの治療効果がありますが、年齢・持病・薬の服用・生活習慣・ストレスなどにより治療効果は大きく変わってきます。 全身治療で体質を改善しながら、あきらめずゆっくりと効果を出していくのも東洋医学である育毛鍼灸のよい所です。 日本医学柔整鍼灸専門学校鍼灸学科では、美容鍼灸を得意としています。 通常授業のほかに美容鍼灸ゼミを無料で開講しており、より深く美容鍼灸を学ぶとともに、 育毛鍼灸などの手技も修得することができます。 育毛鍼灸の治療では、本校ならではの中国鍼、パルスを使用した治療法を在学中から練習できます。 【監修者】 日本医学柔整鍼灸専門学校 鍼灸学科 青木春美(鍼灸師・あん摩マッサージ師) 日本と中国の両方の鍼灸師資格を取得 >育毛鍼灸の技術を見学したい こちら >日本医学柔整鍼灸専門学校 鍼灸学科 詳しくはこちら]