こんにちは。
日本医学柔整鍼灸専門学校です。
10/16(水)に田中レディスクリニック渋谷の田中先生による婦人医療セミナーが行われ、対面型・オンライン型のハイブリッド開催で50名を超える学生が参加しました。
テーマは妊娠・不妊についてです。
セミナーの内容も一部紹介させていただきますので、ぜひ最後までご覧ください。
婦人医療セミナーby田中レディスクリニック渋谷
講師:田中レディスクリニック渋谷 田中 慧先生
本校と提携しております「田中レディスクリニック渋谷」の田中先生に婦人セミナーの講師としてお越しいただきました。
田中先生は中国の中国福建医科大学を卒業し、東京大学大学院 医学系研究科博士課程を修了され、中国と日本の産婦人科、レディスクリニックなどを経て、2024年2月に「妊娠を望む全ての方に寄り添いたい」と願い、田中レディスクリニック渋谷を開院されました。
田中レディスクリニックのHPはこちら
テーマ 【妊娠・不妊について】
長年生殖補助医療の診療に産婦人科医として携われた不妊治療のスペシャリストである田中先生による婦人医療セミナーのテーマは「妊娠・不妊」です。
そもそも妊娠とはというところから始まり、月経や排卵、ホルモンの変化へと講義は進みます。
妊娠しやすいタイミングはいつか?
答えは排卵前3日~排卵後1日。
では、排卵日を知る方法はどういったものがあるのか?
排卵前後にはさまざまな身体の変化が起こりますが、自分でわかる変化が2つあると田中先生。
おりものの変化と基礎体温の変化。
排卵前の基礎体温が最も低いので基礎体温の変化で排卵日を予測することができます。
不妊治療
続いて不妊症、不妊治療へと話が進んでいきます。
近年の調査では6組に1組が不妊症の影響があると言われており、その割合は女性の年齢とともに増加しています。
不妊の原因は大きく4つあり、排卵できない・受精できない・射精できない・着床できないことがあげられます。
また、男女別の不妊原因の調査では下記のようなデータとなっています。
不妊原因の男女内訳:女性のみ41%;男性のみ24%;男女の双方24%;原因不明11%
その後、不妊の対策、不妊の原因調査の方法などが紹介されました。
不妊治療の方法としてタイミング療法・人工授精(AIH)・体外受精・顕微授精の説明があり、精子の質改善のためには適度な運動、バランスのとれた食事、睡眠時間の確保と喫煙・過度な飲酒を控えるというスライドの中にサウナは精子にとって悪影響(精巣の温度が上がる)という紹介がありました。
妊娠しやすい身体づくり(東洋医学の考え方)
東洋医学の考え方では五臓六腑がバランスよく働いていることが「健康で妊娠しやすい身体」だといえます。
そのためにはライフスタイルの見直し、身体を温めること、自分の身体に関心を持つことが大事だと田中先生。
最後に質疑応答の時間があり学生たちも積極的に質問をしていました。
まとめ
本校では婦人鍼灸ゼミを開講しており、不妊症、生理不順、冷え性、更年期障害、悪阻(つわり)など、婦人科系疾患や女性特有の身体の不調を緩和する施術を身に着けるこごができます。
また、本校附属の臨床施設・敬心鍼灸院でも、日本鍼灸と中国鍼灸の両方の技術を取り入れた不妊鍼灸治療を行っています。
女性特有の不調を改善し、内面からの美しさを引き出す婦人鍼灸を本校で学びませんか?
最後に(在校生のみなさま)
事務局に今回の婦人医療セミナーの資料が置いてありますので、必要な方はお持ちください。
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