上海中医薬大学から特任教授が来日!「特別公開講座」をレポートします
2014/10/01
2014年9月14日(日)~9月16日(火)の3日間、上海中医薬大学から
鉏教授と裴教授が来日され、本校にて「特別公開授業」を開講しました。
この3日間で延べ80名の在校生・卒業生・入学ご希望の方が参加されました!
その様子をレポートします!!
日本医学柔整鍼灸専門学校では、「日本鍼灸×中国鍼灸」
2つの鍼灸技法を学び、患者様にとって幅広い治療ができる
鍼灸師になれるようなカリキュラムを取り入れています。
そのため、中国の国立大学である上海中医薬大学と教育提携を組み、
本場中国の“中医学”を学べる特色ある授業をおこなっています。
今回来日いただいた鉏教授は、中国の内科医師であり、専門は漢方です。
医師として、西洋医学の診療と東洋医学である鍼治療の関係も
わかりやすく講義していただきました。
また、中医学の医師である観点から、鍼灸における治療について
“体質改善”や“未病の治療”、“予防の治療”の大切さもお話しいただきました。
初日の「舌診」の講義では、臨床医でもある鉏先生の患者様の舌の症例を、
実際に写真で見ながら、その診察の仕方などをご講義いただきました。
舌診でいろいろな健康状態がわかるそうです!!
参加されたみなさんも直接鉏先生にご自身の舌を診ていただいていました。
(ちなみに40代以上の方は、舌になにかしら変化が表れているようですよ。。。)
参加された卒業生の方からご自身の鍼灸院の患者様で、がん再発の症例について
鍼灸師としての正しい診断や治療のあり方についてご質問があり、
その症例について鉏先生から丁寧にお答えいただくというシーンがありました。
この知見もきっと明日の治療から使える知識です。
(ちなみに鉏先生は日本国内の医学部にも留学経験があり、日本語はペラペラです!)
「舌診」のほかにも、「脈診」・「中学基礎」・「中医診断学」など
日本国内ではなかなか受講できない中医学についても
多くの症例とともに学ぶことができました!
そして、鍼灸師である裴先生の鍼灸治療の実技。
卒業生の方々は、裴先生の実技を動画で撮影されており、
明日にでも使いたいという気持ちが全面に出ている様子で、
中国本場の手技を釘いるように習得されていました。
その熱心な雰囲気はまさに“卒後セミナー”そのもの!
卒業生のみなさんの、臨床現場で活躍されている
プロの鍼灸師としての積極的ですばらしい学びの姿勢に感動しました!
例えば、「頭皮鍼」の実技では、裴先生がモデルとなった卒業生の
頭のてっぺんに中国鍼を刺し、その手技を直接指導してくださいました。
受講生のみなさんは、モデルになることも(直接本物の手技を体感できる!)
質問も、ひっきりなしに参加されていました!
♪参加者VOICE
「臨床の手技をたくさん見学できたので、中国鍼がより身近なものに
感じるようになりました!今日はツボなどもたくさん教えていただいたので、
通常の授業よりさらに臨床力がついた気がしました。」
鍼灸学科2年 40代 在校生
あっという間の3日間。充実した「特別公開授業」でした。
日本医学柔整鍼灸専門学校では、毎年3月に1週間の中国研修があります。
この研修では、上海中医薬大学および附属病院でたくさんの臨床を学ぶことができます。
日本鍼の手技はもちろんのこと、この中医学を学べることが本校のもっとも重点的な教育の特色です。
「日本鍼灸×中国鍼灸」の2つの手技を用いておこなう美容鍼灸は、
最近話題の美容鍼のパイオニア校として大変注目されており、
卒業生でも美容鍼灸師としてクリニックを開業して活躍している
卒業生もいらっしゃいます。
本校では附属鍼灸治療院(敬心治療院)で
美容鍼(美容・育毛・痩身など)の施術をおこなっております。
ご興味のある方はぜひ一度体験治療を受けてみてください!!!
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