2016/09/23

• 中医学セミナー

みなさんこんにちは！
日本医学柔整鍼灸専門学校、広報担当です！

9月19日（月）より3日間開催された【公開講座・上海中医薬大学教授来日】中医学セミナー、今回はいよいよ最終日のレポートです！！

上海中医薬大学の裴先生・鉏先生のお話ならびに鍼灸治療がみられるとあり、最終日は19・20日を上回る参加者の熱気で溢れていました!!

9/21（水）13:00～14:30
「風病の中医弁証」鉏桂祥先生

風病とは、中医学では風邪（ふうじや）によって起こされると考えていた一群の病気を指します。
傷風、風寒、風熱、風痺（ふうひ）、内風など…これらの単語を聞いてもパッと思い浮かびませんが、先生の説明はウィルスや細菌など周りのものをわかりやすく例に出しながら進むのでどんどん引き込まれます！

取材中も思わずメモを取りたくなるほど、「風病」ひとつをとっても「中医学」がはるか昔から続く医療であり、身近なものであることを教えてくれます。

この時間も聴講生と先生との質疑応答は長引き、ほとんど休憩がなくそのまま15時の部が開始となりました！
鉏先生、裴先生、ありがとうございました！！

9/21（水）15:00～16:30
「風病の鍼灸治療」裴建先生

こちらは、説明の先ほどの風病のさらに細かい説明の後、実際の鍼灸治療となります。

森先生もお手伝いして頂きました。

本場中の本場、裴建先生の施術が見られるとあって、聴講生の方たちは一目散に施術台に集まります。
被験者として学生さんが選ばれましたが、学生にも診断をしてもらいます。
裴先生の前で、ちょっと緊張しています。

いよいよ、施術に入ります！！

学生さんの目の真剣なこと！！
中国鍼を5センチほども首に刺したときは見る方がドキドキしましたが、実際には先生の腕前では被験者の学生さんは痛みはなかったそうです！

実際に顔色が優れなかった学生さんが、実技が終了した後は血色がよくなっていました！！

このような施術を間近でみられることは、ほぼありません！
聴講生とともに、広報スタッフも見ているだけで感動しました！

実際の鍼灸治療が終わった後も、学生と先生間での熱い質疑応答が繰り広げられました。
皆さん、将来の鍼灸師として本場の技術・知識力を高めるまたとない機会だったのではないでしょうか。
鉏先生、裴先生、ありがとうございました！！
聴講生の皆さん、おつかれ様でした！

本校では、皆さんの学びたいに応える環境が揃っています！

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