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これからの時期に知っておきたい!「花粉症」に効くツボ

2019/02/21

もうすぐ3月、花粉飛散のいや~な季節がやってきました。
天気予報で花粉の飛散予測を確認したり、薬を飲んだり、マスクをしたり…

「鼻の中をまるごと洗いたい!」
「目を取り出して、まるごと洗いたい!」

そんな気持ちになり、日常生活にも支障が出てしまう花粉症はつらいですよね。

年々、花粉症の治療薬は高性能になってきていますが、薬に頼るだけでなく、東洋医学を用いた対策を併せておこなってみるのはいかがでしょうか?

 

▼目次

 

花粉症のおもな症状

①くしゃみ
②鼻水
③鼻づまり
④目のかゆみ
⑤肌のかゆみ
⑥肌荒れ
⑦頭痛  など

 

日頃の意識で体質が変わる!

①食生活の改善

アレルギー反応が出やすい鼻や口の粘膜、目の粘膜は、胃や腸の粘膜にもつながっています。
特に腸はアレルギーとも関わりがあり、できる限り、胃や腸に負担をかけない食生活を心がけることで、アレルギー反応を少なくしていくことができるのです。

●悪い油のインスタント食品やスナック菓子、辛いものなど刺激物はNG
●夜ご飯は炭水化物や甘いものは避けて、野菜スープ中心、繊維物の高い食事を摂取

②自律神経を整える

睡眠不足とストレスは自律神経を乱す原因のひとつです。
自律神経のバランスが乱れることで、アレルギー反応が出やすくなります。

●睡眠は修復反応を高めるため、できるだけ夜中12時までには就寝
●自律神経を整えるために規則正しい生活習慣を心掛ける
●ストレスが溜まったら深呼吸をして、自律神経が安定するように試してみる

③冷え対策

特に首後ろに冷えがある場合、花粉症の症状が出やすくなります。
血管が縮小してしまうことによって起こる場合もあるようです。

●襟の付いた服やマフラーを首回りにして、温かくして、首の後ろを温かくする
●温めることで代謝もよくなり免疫も高まる

 

花粉症に知っておきたい即効ツボ4つ

①迎香(げいこう)

左右の小鼻の脇にあるくぼみ、押して響くところ

鼻炎や花粉症に効くツボです。
両方を人差し指で5秒かけて気持ちいい程度の圧でゆっくり押します。
10回繰り返してください。

②印堂(いんどう)

眉間のちょうど真ん中の部分

鼻のトラブルを改善し、鼻が通りやすくなるツボです。良質な睡眠にも繋がります。
人差し指を重ねて印堂にのせ、後頭部に向けて垂直に押していき、気持ちいい程度の圧で5秒を10回繰り返してください。

③太衝(たいしょう)

足の甲、第一指と第二指の間が交わるくぼみ、押して響くところ

血流とリンパの流れを良くするだけでなく、自律神経を整えます。
また、足の冷えやしびれ・むくみにも効果的です。
人差し指で5秒かけてゆっくり10回押しましょう。

④足三里(あしさんり)

ふくらはぎ前の太い骨を下から上にあがり、膝の下あたりで止まったところの外側のくぼみ

病気予防、免疫力アップ、胃の調子をよくする、粘膜を強くするなど、さまざまな作用がある万能のツボです。
鼻づまりをよくする効果もあります。お灸も効果的です。

 

最後に

『花粉症は一度なると一生もの』というのは、大間違いです。

食事や生活の改善、意識の持ち方、ツボ押しなどなど、いろんなことに気を付けるだけでもアレルギーの出にくい体にしていくことが可能です。

少し疲れたり睡眠不足などがあると、鼻がムズムズしたり咳が出たりするもの。

今年の花粉症の症状はもちろんですが、来年の症状も少しでも改善されるように、みなさん、ぜひ実践してみてください。

 

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