柔道整復師・鍼灸師を育成する専門学校

日本医学柔整鍼灸専門学校
(2025年4月 校名変更予定)

鍼灸学科 BLOG

日刊ゲンダイヘルスケアにて連載中!「東洋医学を正しく知って不調改善」第二十五回

2022/06/29

みなさん、こんにちは!
日本医学柔整鍼灸専門学校の広報です。

本校鍼灸学科教員が執筆する「東洋医学を正しく知って不調改善」の第二十五回が日刊ゲンダイヘルスケアに掲載されましたので、ご紹介します!

鍼灸には専門分野別の治療がある ニーズが高い4つの分野

鍼灸の特徴のひとつに、特定の分野で積極的に用いられていることが挙げられます。

特にニーズの高い4つの分野を紹介したいと思います。

まず1つ目がスポーツ分野です。

鍼は「血行改善」「筋緊張緩和」「鎮痛」の作用があり、自身の体の管理が重要なアスリートにとって、血行改善で疲労回復を早めたり、筋肉を緩めたりできる鍼灸は、ケガからの復帰やパフォーマンスの向上が期待できる治療法として認識されています。


2つ目は婦人科の領域です。

体のバランスを整えることを目指す東洋医学との相性が良いのです。

「不妊症」「更年期障害」「月経困難症」など婦人科領域では専門の鍼灸師が多く活躍しています。


3つ目は、近年ますますニーズが高まっている美容鍼灸です。

鍼は基本的に血行を良くし代謝を促す作用があるため、シワやたるみの改善につながるわけです。

体のバランスを整えることによる美肌効果も期待できます。


そして4つ目が、高齢者小児分野です。

鍼灸は免疫力を維持・向上させることができるため、健康維持や病気の予防を目的に定期的に受診する高齢者もいるほどです。

子供を対象とした小児鍼では、刺さない鍼を用いて対処して、夜泣きに疳の虫や夜尿症などを得意としています。

近年では不登校や発達障害といった心の問題に対しても鍼灸が活用されています。

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中村 幹佑 先生(鍼灸学科専任教員)
はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師。


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