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2021/09/16授業見学
- 【授業レポート】鍼灸学科の「キャリア育成」発表会を取材しました!
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こんにちは。 日本医学柔整鍼灸専門学校・広報担当です。 鍼灸学科 昼間部 1年生のキャリア育成授業を見学させていただきましたので、その様子をお届けします! 前回は発表に向けての準備で、グループに分かれて学生の皆さんがそれぞれ抱いている、 「こんな鍼灸院があったらいいな!」「こんな鍼灸院を作ってみたい!」 という“夢”を、語り合い、まとめていました♪ ≪前回の授業の様子はこちら≫ そして今回は各グループでの発表! みなさんどんな鍼灸院を作ったのでしょうか?? 発表もオンラインや対面の制限をせずに行われ、1グループのみ登校して発表していました。 各グループそれぞれで鍼灸院を開業する場所やコンセプト、顧客のターゲット層、施術価格なども違い、とてもワクワクする発表でした! 緊張しながらも発表する学生たちについエールを送りたくなります! ですが、内部デザインや、初期費用の調達方法、保険についてもしっかり考えていて逆にこちらが見入ってしまいました…! (様子を見に来ていた職員も感心してみていました!) 前回の授業を見ているのもあり、夢を語り合っていたみなさんの集大成を見ることができてとてもうれしかったです! これからいろんな可能性を持っている1年生のみなさん! 自分の夢を大切にして、楽しみながら成長し続けてくださいね♪ 応援しています!! >>過去の授業体験レポートはこちら 毎週末のオープンキャンパスでは、柔道整復学科/鍼灸学科の体験授業が受けられます! <<日本医専のイベント情報はこちら>> <<日本医専の資料請求はこちら>>]
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2021/09/14未分類
- 【コラム】季節の変わり目に注意したいコト&気象病への対処法
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こんにちは。 日本医学柔整鍼灸専門学校 広報担当です。 9月になり夏の暑さもピークを過ぎ、肌寒い日が続いていますね。 みなさんは季節の変わり目に体調を崩した経験はありますでしょうか? その原因は、もしかしたら「気象病」かもしれません… 気象病とは? 「季節の変わり目には眩暈(めまい)がする」「低気圧や天気が崩れる前には頭痛がする」など、気象の変化によって持病が悪化することを「気象病」と呼んでいます。気象病は天候が変わりやすい春や低気圧が続く梅雨、台風の多い秋などに要注意です… 季節の変わり目にある日々の寒暖差や、低気圧と高気圧が入れ替わる気圧変動の大きさに対応するため自律神経が働き、エネルギー消費量が増え、疲れやだるさなどの不調を感じやすくなります。 自律神経には、交感神経と副交感神経があり、2つがバランスをとりながら、心臓や腸、胃、血管などの臓器の働きを管理しています。この自律神経は自分の意思ではコントロールできず、ちょっとしたストレスでもバランスが乱れてしまいます。 【気圧変動で自律神経が乱れる】 自律神経は気温の寒暖差や気圧の変動によってもバランスを崩しやすいです。気圧が下がったり上がったりすると、耳の奥にある器官が敏感に感知します。 感じ取った気圧低下などの情報は、神経を通って脳に伝達され、それによって自律神経はストレス反応を引き起こし、交感神経が興奮状態になります。その結果、抑うつや眩暈(めまい)の悪化、心拍数の増加、血圧の上昇、慢性痛の悪化などの症状が現れます。 人間はある程度の外部環境ストレスには耐えられるようになっていますが、そのバランスを取るために機能するのが自律神経です。自律神経が正常に機能するためには、暑い場所では汗をかくことが必要です。しかし、エアコンなどで空調が完備された環境で暮らしていたり、昼夜逆転するなど生活リズムが乱れたりしていると、自律神経が整いにくくなってしまいます。その結果、気圧の影響についていけない体になってしまうのです。 【自律神経の乱れチェック】 気象病にならないためには、天気や季節変化から受ける影響を少しでも減らし、痛みやだるさなどで体調を崩してしまう回数を減らすことです。そのため自律神経を整えて寒暖差や気圧の変動に耐えられる体づくりを心がけましょう。 まずは自分が「自律神経が乱れやすい体」かどうかチェックしてみましょう。あてはまる項目が多いほど、自律神経が乱れやすい傾向があります。 □乗り物酔いをしやすい □季節の変わり目に体調を崩しやすい □暑い季節にのぼせ □寒い季節では冷える □雨が降る前にめまいや眠気を感じやすい □最近、体を動かす機会が減っている □肩が凝っている □偏頭痛を持っている □几帳面な性格 □ストレスを感じやすい チェックの数が少なくても自律神経の乱れには注意が必要です。 ▼下記にご紹介する予防と対処法を実践しましょう▼ ①朝食は必ず食べる 1日3食を守ることも重要ですが、特に朝食は寝ている間に下がってしまった体温を上げ、自律神経を整えるのに大きな役割を果たすので必ず食べるようにしましょう。 また、気象病対策には「ビタミンB1」が有効です。痛みや自律神経のメカニズムとも深く関係しており、脳の栄養素・糖質を体内でエネルギーに変換する際に不可欠です。ビタミンB1が多く含まれているのは玄米、豚肉、ほうれん草、ナッツ、うなぎ等です。 ②ゆっくり、長くできる運動をする 自律神経を安定させるために取り入れたい運動は、散歩や軽めのランニング、ヨガ、水泳など、ゆっくり長くできるものです。中でも水泳は自律神経の働きによい刺激を与えてくれます。体温より低い水の中でゆっくり体を動かすと、体の代謝がじわじわと上がっていきます。クロールや平泳ぎを何キロも泳ぐ必要はなく、水の中をゆっくり歩くだけでも十分に効果があります。 ③「内関」のツボを押す 自律神経の乱れを整える効果があるのが手首にある「内関」のツボです。内関はもともと乗り物酔いや自律神経の乱れに効くツボで、ふらつきやめまいなどの症状が現れそうなときに刺激すると症状が収まります。 内関は手のひらを上に向けた状態で、手と手首の境目にあるしわの真ん中から指3本分ひじ側へ進んだところにあります。左右の腕にありますが、特に痛さやだるさの感じるほうを主に刺激します。押しっぱなしだと体が刺激に慣れてしまうので、こまめに押すようにしてください。 これから夏が終わり秋冬に向けて寒暖差も大きくなっているので、疲れやだるさなどの不調を感じやすくなる前に対処法をしっかりして、体調を整えましょう。 他にも体調を整えるツボを紹介しております。 >>おうちでツボ講座はこちら 授業、ゼミの様子やコラムが盛りだくさん! >>ほかの鍼灸学科コラムはこちらから まずは日本医専について知ろう! >>日本医専の資料請求をする]
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2021/09/06その他
- 【コラム】「マスク老け」は美容鍼灸で解消!
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こんにちは! 日本医学鍼灸柔整専門学校です。 マスク生活が続くと、顔のコリやたるみを感じる人も多いのはないでしょうか? 「顔のたるみを感じる」「ほうれい線が深くなってきた」などの顔のお悩みで美容鍼灸を受けたい人も増えてきているようです。 「マスク老け」は美容鍼灸で解消! 1.マスク生活で老け顔に 新型コロナの影響で自粛生活が始まったころには、慣れないマスク生活で「頭痛」や「肌トラブル」などの不調を訴える人が多かったですが、1年以上もマスクを着けた生活が続くとまた別の悩みも…。 マスク生活が日常化した今では、会話をするときに話しづらさがあったり、笑顔がぎこちなくなったりすると感じることはありませんか? さらには、ふと鏡を見たときに自分の顔の印象が老けたと感じることはないですか? それが、「マスク老け」です。 2.「マスク老け」の正体は マスク老けの正体は、「表情筋のコリ」です。 マスク生活の影響で顔の筋肉を使うことが減り、さらに加齢などで筋肉が衰えると、支えきれなくなった脂肪が顔の下や外側に流れていってたるみと起こします。 つまりマスク老けの正体は、“顔の筋肉のたるみやコリ”が原因です。 顔には30くらいの筋肉がありますが、マスクをしているとどうしても目元中心の会話になってしまいます。 そのため、以前のように表情筋全体を大きく使って顔の表情を作ることが減ってしまうので、たるみやほうれい線が目立ってくるのです。さらには、目元が重たくなったり、顔の立体感が減ったりもするので、益々老け顔の印象を与えてしまいがちです。 3.あなたの顔をほぐしましょう 顔のたるみやほうれい線が気になってきたら、少しでも表情筋を衰えさせないように表情筋のコリや衰えに直結するように指や鍼を使って筋肉に刺激するとよいでしょう。 【あなたの顔でこんなことが気になってきたら要チェック!】 □頬を触ると冷たい □頭皮が動きにくい □まぶたが重い □髪の生え際が硬くて動かしにくい □眉間が盛り上がっている □フェイスラインがぼんやりしてきた □口角が上がりにくい チェックがたくさんある人ほど、もはやリストアップ効果の化粧水や美容液だけでは危険信号です。 顔の表情筋を使わなくなったことで血行が悪くなり、筋肉が衰えてコリとなり、皮膚がたるむというように進行してしまっているかもしれません。 そんなあなたにはまずは指でのセルフケアはおすすめです。 「マスク老け」に効果のあるツボを3つご紹介します。最初は軽く10秒×5セットくらいで試してみましょう。 ★ほうれい線が気になる →巨髎(こりょう):まっすぐ前を向いた時の瞳から真下に引いた線と、鼻の下縁から横に向かって引いた線が交わるところ ★たるみが気になる →和陵(わりょう):もみあげ上部と耳の間にある、触れると脈を感じることができるところ →耳門(じもん):耳の穴の前にある突起(耳珠)のやや上にあるくぼみのところ さらに「マスク老け」が気になる方におすすめは、美容鍼灸です。 顔だけでなく、頭皮や全身へ鍼灸でアプローチする美容鍼灸は、凝り固まってしまった表情筋をほぐすので血行もよくなり、たるみやほうれい線を目立たなくする効果があります。 フェイスラインもスッキリするので小顔効果もあり、さらには美肌への効果もあります。 マスク生活が終わったときに、「老けた?」と思われないように今からしっかりとケアしておきたいですね。 そして、マスク生活でも「マスクの中でも口角を上げて表情を作る」や「頬を上げて笑う」を意識しましょう! >>おうちでツボ講座はこちら >>ほかの鍼灸学科コラムはこちらから >>日本医専の資料請求をする]
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2021/08/24高齢者鍼灸ゼミ
- 高齢者鍼灸ゼミに行ってきました! ~高血圧・眼・耳疾患~
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みなさんこんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校、広報担当です。 4大鍼灸ゼミの1つ、高齢者鍼灸ゼミの実技授業を見学してきました! 講師は鍼灸学科専任教員の山中先生です。 血圧の高い患者さんの場合、ご家族や施設職員の方と相談し、血圧の調整を行ってからほかの施術を行うことが大切です。 今回は「血圧が高く、目と耳の疾患を抱える患者さん」を想定して授業を進めていきます! 患者さんに触れながら、自分が今から何を行うのか、ゆっくり優しく話しかけることが大切です。 患者さんの顔色の変化にすぐ気が付くためにも、施術時の姿勢には気を付けましょう! まずは、血圧の安定をはかるために、内関(ないかん)という経穴に刺鍼していきます。 内関はストレスや緊張の緩和にも効果的な経穴なので、セルフケアとしても覚えておきましょう! 続いて、眼や耳の疾患に有効な経穴を刺していきます。 高齢者の方は出血すると血が止まりにくいので、鍼を抜いた後にしっかり止血を行わなければいけません。 ガーゼの当て方なども、山中先生から丁寧に説明があります。 授業で学んだことを現場で活かせるように、次回以降もしっかりと学んで行きましょうね! 暑い中、マスクとフェイスシールドでの授業お疲れさまでした! >>ほかの高齢者鍼灸ゼミのブログはこちら >>ほかの鍼灸ブログはこちら >>オープンキャンパスの予約はこちら >>資料請求はこちら]
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2021/08/16高齢者鍼灸ゼミ
- 高齢者鍼灸ゼミに行ってきました! ~フレイル対策・誤嚥予防・醒脳開竅法~
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みなさんこんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校、広報担当です。 本日は、4大鍼灸ゼミの1つ、高齢者鍼灸ゼミの実技授業を見学してきました! 講師は鍼灸学科専任教員の山中先生です。 いつも体を張って生徒にわかりやすいように授業を進めてくれる山中先生。 今回もツボの場所を説明するときの「このポーズ大丈夫!?」という言葉に、教室中が笑顔にあふれました♪ メインテーマ①フレイル対策・誤嚥予防 フレイルとは、日本老年医学会が2014年に提唱した概念で「Frailty(虚弱)」の日本語訳です。 適切な治療や予防を行うことにより、要介護状態へ進まずに済む可能性を秘めた状態です。 誤嚥(ごえん)は皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか? 飲食物が器官に入ってしまうことで、高齢者の食事の場合は特に注意が必要です。 このフレイルと誤嚥の対策で共通したツボの足三里(あしさんり)と太谿(たいけい)をさしていきます! 生徒同士で「痛くない?」「痛くはないけど、いやな感じがする」など、お互いの施術をフィードバックし合います。 高齢者の方々は皮膚感覚が麻痺し、自分の痛みを申告できない場合もあるので、より施術の正しさが求められます。 もちろん、患者さんとのコミュニケーションも大切なので、この素敵な笑顔で患者さんと向き合って下さいね♪ メインテーマ②醒脳開竅法 せいのうかいきょうほう、と読みます! これは中風(脳血管障害)に対する鍼灸治療法で、高い技術が必要な療法であり、安易に使用することなく鍛錬を積む必要があります。 ただ、決められた反応を出すことが出来るようになれば、必ず結果を出せるようになる、と山中先生。 山中先生の実演と説明を踏まえ、生徒同士で鍼を刺していきます。 上肢の麻痺に使用する経穴は合谷・曲池・後渓・中渚です。 読みなれない漢字だと思いますが、授業でしっかり学ぶので安心してくださいね♪ 簡単に説明すると、この経穴で麻痺したひじと手のひらを開いていきます。 ひじを伸ばすときも、手を伸ばすときも、高齢者の方に「伸ばしますよ」と声かけをすることが大切です。 施術中、感情を抑えられなくなった患者さんに声を荒げられる場面もありますが、その時は「何か嫌でしたか?」など、寄り添う姿勢が大事だと山中先生が教えてくれました。 次回以降も、しっかりと学んで行きましょう! みなさんの笑顔溢れる未来への成長を応援しています! >>ほかの鍼灸学科ブログはこちら >>オープンキャンパスの予約はこちらから >>資料請求はこちら]
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2021/08/06未分類
- 【授業レポート】鍼灸学科の「キャリア育成」授業に参加してきました!
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こんにちは。 日本医学柔整鍼灸専門学校・広報担当です。 今回は、鍼灸学科 昼間部 1年生のキャリア育成授業を見学させていただきました! この授業はグループに分かれて学生の皆さんがそれぞれ抱いている、 「こんな鍼灸院があったらいいな!」「こんな鍼灸院を作ってみたい!」 という“夢”を、語り合い、まとめ、発表するといった内容です! その中で、今日は発表に向けた資料作りの様子に潜入しました。 みなさん、活き活きと夢を語り合っていました!眩しいですね! 先生は鍼灸学科の学科長 青木先生 (パワフルでとっても優しい先生です!!※私の個人的な印象です!) 「考える、話し合う、伝え合う。そして、将来の繋がりとなる。」 授業の合間に、青木先生に授業の様子を聞いてみました! 青木先生: 普段、専門知識を覚える授業で、自ら話をする授業が少ないですよね。ここではその真逆でオンラインや対面の制限をせずに、参加しやすいほうで話し合ってもらうなど、学生が主体的に話やすいようにしています。 (高校生や社会人関係なく、積極的に意見を話せるっていいですよね!) (オンラインの学生と話し合っている学生たち…楽しそう…混ざりたい…) 本校は社会人から入学した学生も多くいるので、高校生から入学した学生がイメージしにくい、お金の話などを教えてもらったりする場面もありました。 そのおかげで、学生が描いた“夢”が実現に向けた現実的な話し合いになり、それと一緒に学生の仲も知識もコミュニケーション能力も、どんどん成長してく姿が見えます。私も学生たちの発想から刺激を受けることが沢山あり、授業を楽しんでいます(笑) (↑こちらは調査部隊!スマホを駆使して、情報収集しています!縁の下の力持ち!) 授業の発表日は2021年9月2日(木) 皆さんがどんな発表をするのか凄く楽しみです!(もちろん、取材にいきます!) これからいろんな可能性を持っている1年生の皆さん! 自分の夢を大切にして、楽しみながら成長し続けてくださいね! 応援しています! >>過去の授業体験レポートはこちら 毎週末のオープンキャンパスでは、柔道整復学科/鍼灸学科の体験授業が受けられます! <<日本医専のイベント情報はこちら>> <<日本医専の資料請求はこちら>>]
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2021/07/07婦人鍼灸ゼミ
- 婦人鍼灸ゼミ:生理痛を和らげるツボ「帯脈」
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みなさんこんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校、広報担当です。 本日は、4大鍼灸ゼミの1つ、婦人鍼灸ゼミの実技授業を見学してきました! 講師は鍼灸学科専任教員の王先生です。 生理痛や月経前症候群(PMS)などは女性特有の悩みです。 婦人鍼灸でホルモンバランスを整え、自然治癒力を高めることで、女性のココロとカラダを健康にしていきます。 本日のツボ:豊隆・帯脈・百会 鍼灸学科の授業の中で出てくる言葉はどれも最初は耳馴染みの無いものだと思いますが、言葉のルーツを調べると面白いものがあります。 本日のツボは豊隆(ほうりゅう)・帯脈(たいみゃく)・百会(ひゃくえ)と読み、その中の1つ、百会は… 「百」=多種、多様 「会」=交わる、会合 多くのツボが交わるツボとされています。 ツボの場所も頭のてっぺんにあるので、なんとなくイメージしやすいですよね♪ それでは、実技に進んでいきます! 帯脈(たいみゃく)のツボはみんな苦戦していました…! 患者さんの肋骨の位置を確認し、王先生に見てもらいながら刺していきます。 生徒同士も「もっと外側じゃない?」「教科書だとこうだよ」と協力しながら実技を進めていきます。 みんな教科書にたくさんの付箋…勉強熱心です! 前半にご紹介した百会のツボは頭に刺すという事もあり、施術者にも患者さんにも緊張が走ります。 生徒同士で刺していることもあり、もしツボがずれていたり痛みを感じた場合はすぐに言い合います。 実際の患者さんは痛みがあっても遠慮して言いにくい時もあるので、今のうちにしっかりと正しく刺していきましょう! オープンキャンパスでも、実際の施術を見たり鍼に触れることができるので、是非いらして下さいね♪ >>オープンキャンパスの予約はこちらから >>資料請求はこちら >>ほかの鍼灸学科ブログはこちら ]
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2021/07/06高齢者鍼灸ゼミ
- 高齢者鍼灸ゼミに行ってきました! ~便秘~
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みなさんこんにちは! 日本医学柔整鍼灸専門学校、広報担当です。 本日は、4大鍼灸ゼミの1つ、高齢者鍼灸ゼミの実技授業を見学してきました! 講師は鍼灸学科専任教員の山中先生です。 高齢者の方への施術の場合、長時間のうつ伏せが困難であったり、どのような疾患があるのか?鍼灸をしていいのか?ということを確認する配慮が必要です。 より患者さんに寄り添った施術が求められるので、本日もたくさんの生徒が熱心に授業を受けていました! テーマ:便秘 今や現代病ともいわれている便秘ですが、原因も様々です。 高齢者の方は、辛い食べ物の過食による排便困難「熱秘」というより、 ・ストレスを受けたり長時間座って動かないことによる便意はあるが排便できない「気秘」 ・便意はあるが便が固く排便困難となる「虚秘」 ・腹部や四肢の冷え・頻尿などを呈し排便困難となる「冷秘」が主な原因です。 ここまでに出てきた「熱秘」「気秘」「虚秘」「冷秘」をゼミで細かく学ぶなかで、自分の便秘はどのタイプなのかもわかりますね! フェイスシールドを付けて、実技に入っていきます。 高齢者の方の中には、ご自身の「痛い」「寒い」という身体状況を言葉にすることが難しい方もいらっしゃいます。 その為、言葉で問診するだけでなく、実際に体に触れる触診もとても大切です。 お腹に力を入れてもらう場合、そもそもお腹に力が入るのか? 患者さんは何歳なのか? 細かい設定を生徒同士で決めてもらい、2人1組になって実技が進んでいきます。 また、施術者の立ち位置も大切です。 患者さんの顔が見える位置で鍼を打つことを心掛けることで、顔色の変化に気付くことができます。 特に高齢者の場合は顔色が急に悪くなったりする場合もあるので要注意です。 「痛くないですか?」「寒くないですか?」と声かけをしていきながら施術を進めていきます。 施術が終わったら、打った鍼の本数と抜く本数が合っているかを確認し、患者さんの体を支えながら起き上がってもらいます。 転倒防止の為、最後の最後まで気が抜けませんね…! 次回は「吸玉(すいだま)」をメインに授業を進めていきます。 山中先生から「その日にパーティーがあって、背中の開くドレスを着る人は授業前に申告してね!」と声かけがありました。 患者さんに寄り添う施術を大切にする山中先生ならではの紳士的な言葉に、生徒達からも笑みがこぼれました♪ >>ほかの鍼灸学科ブログはこちら >>オープンキャンパスの予約はこちらから >>資料請求はこちら]
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2021/07/01未分類
- 【コラム】梅雨の頭痛
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こんにちは!日本医学柔整鍼灸専門学校です。 関東も梅雨入りして、急な大雨など気候の変化から体調を崩す方も多いのではないでしょうか? 特に多いのが、『頭痛』です。 この時期、頭痛持ちの人はつらい日は多いのではないでしょうか。 今回は、日本人のうち約4000万人も慢性頭痛といわれている頭痛についてお話しします。 1、自分の頭痛は3つのうち、どのタイプ? 頭痛には繰り返し起こる慢性頭痛のほか、命に関わる重大な病気が隠れていることもあります。 自分の症状がどの頭痛に当てはまるのか確認してみましょう。 <一次性頭痛> 1、偏頭痛 ☑頭の片側に痛みが起こる ☑ズキンズキンと拍動性の痛みを感じる ☑我慢できなかったり、仕事に支障が出る ☑身体を動かすと痛みが悪化する ☑頭痛が起こると吐き気が起こるときがある ☑光・音に敏感になる 2、緊張型頭痛 ☑頭の両側に起こる ☑圧迫、締め付けらてるような痛みを感じる ☑我慢をして仕事などがこなせる ☑身体を動かしても痛みは悪化しない ☑頭痛が起きても吐き気や嘔吐は感じない ☑光や音に敏感になったとしてもどちらか1つである 3、群発頭痛 ☑頭の片側(目の奥)で痛みを感じる ☑突き刺す、えぐられるような痛み ☑痛くてじっとしていられない ☑涙が出る、目の充血、鼻水、鼻づまりは起こる <二次性頭痛> 1、脳や他の病気が原因となって起こる頭痛 ・くも膜下出血 ・脳出血 など 2、梅雨の時期に起こりやすくなる偏頭痛 梅雨の時期は、ジメジメしていて汗ばんだり、雨の日が多くて困るなど悩ましいことが多いですね。 日本人の髪や肌が世界の中でもキレイと言われるのはこの梅雨など四季があるからとも言われていますが、でもやっぱり不快なことも多いです。 そのなかでも梅雨の時期に起こりやすくなるのが「偏頭痛」です。 偏頭痛持ちの人の約50%が『気候や気圧の変化で頭痛が増える』という報告もあるようです。 梅雨の時期は、寒冷前線と温暖前線がぶつかり合い、前線が停滞することで起こると言われています。 それらの気候や気圧によって体内の変化が偏頭痛を誘発させるのです。 ①低気圧が発生 ↓ ②空気中の酸素濃度が低下 ↓ ③血液中の酸素量が減少 ↓ ④血管拡張 ↓ ⑤神経圧迫 ↓ ⑥頭痛発生 また、人間の身体は自律神経によって体調を整えていますが、梅雨や台風などの気候や気圧の変化に自律神経が敏感に反応して鋭敏に働いてしまうことがあります。 これによって、自律神経の失調が起きて、頭痛が起きる場合もあります。 3、つらい偏頭痛の対処法 ①自律神経を整える 日頃から自律神経を整えるように規則正しい生活を心がけたり、急激な冷えなどには気を付けましょう。 ②鍼灸などで痛みを緩和 鍼灸治療などで免疫力をアップさせることもおすすめです。 ③適度なカフェイン コーヒー、紅茶、緑茶などに含まれているカフェインは血液収縮作用があるので、拡張した血管を抑える効果があります。ただし飲み過ぎはNGです。 ④首の後ろを冷やす 血管が拡張しているので、冷やすことで拡張が緩和されます。 おでこに熱冷ましシートを貼ると痛みが和らぐと感じる方もいるようです。 ⑤深呼吸する 血液中の酸素濃度が低いために血管が拡張しています。酸素を多く取り入れるために、 ゆっくりと大きく深呼吸をしましょう。 例年の梅雨明けまであと少しです。 自分の頭痛の対応を知って、上手につきあっていきましょう。 たまには鍼灸や整体などカラダへのご褒美時間もおすすめです♪ >>ほかの鍼灸学科コラムはこちらから]
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2021/06/15その他
- 「マスク疲れ」はストレスの原因に
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こんにちは!日本医学柔整鍼灸専門学校です。 東京では昨日梅雨入りし、連日30℃を近い暑い日が続いています。 コロナで生活必需品となったマスクですが、息苦しさを感じることが増えてきました。 これから夏に向けて、益々息苦しさを感じるマスク生活による『マスク疲れ』。 今回はストレスの原因にもなる『マスク疲れ』について考えてみましょう! 1、なぜ『マスク疲れ』になるの? マスクによる息苦しさで、気が付くと口呼吸になっていませんか? マスク生活では口や鼻がマスクに覆われているため、どうしても表面的だけの呼吸になってしまいがちです。 そのせいで、呼吸や体調に変化を感じる人も増えているようです。 マスクをしていない自然な呼吸は、鼻から入った息がのどの奥を経由して体の中心を通って、お腹の底までスッと収まっていきます。 でも、マスクをしていると息が鼻の表面だけを行き来して浅い空気になってしまうことがあります。 そのため、浅い呼吸を続けていると酸素が十分に行き渡らず酸欠のような状態になり、これを長時間続けているマスク生活では、この呼吸法がクセになってしまうのです。 体が本来求める深呼吸ができなくなってしまうと、頭がぼんやりしたり、思考が低下するだけでなく、全身が酸欠状態になるため体だけでなく、メンタルにも不調を感じるようになるます。まさにこれがストレスの原因です。 2、『マスク疲れ』は自律神経が乱れてイライラを招く マスク生活で呼吸が浅くなり、ストレスを抱えやすいだけでなく、酸欠状態になるとどんなことが起きるのでしょうか? ①気がつくと口呼吸をしている。 マスクで息苦しさを感じてついつい口で呼吸をしてしまうため、酸欠状態に陥ってしま う。 ②呼吸が浅くなる。 表面的で偏った浅い呼吸になり、体のどこかに緊張や力みが入ってしまう。 ③疲れやすい。 呼吸が浅いと血液やリンパの流れも悪くなり、代謝にも影響あり。 そのため、むくみ・冷え症・肌荒れ・疲労感などさまざまな不調を引き起こす。 ④ストレスを感じやすい 酸欠状態でストレスを感じやすい状態になり、イライラ、怒りっぽくなる。 イライラや不安からくるストレスは、体をこわばらせて過緊張状態を招きます。 交感神経が常に優位な状態が続くため、自立神経のバランスが乱れてしまい、その結果として体調不良が起こり、さらに疲れが蓄積していき、これが『マスク疲れ』となってしまうのです。 3、イライラしたら即実行!筋肉を緩めよう 心の状態が影響しやすい顎と頭の筋肉。 頭の筋肉が凝ると血流は滞って脳は疲れて、自律神経の機能にも影響を及ぼします。 また、緊張状態が続くと自然と噛みしめをしてしまうので、顎に通る副交感神経に関係のある筋肉も硬直してしまうので、これもまた自律神経のバランスに影響を及ぼします。 イライラやストレスを感じたら、側頭筋をこまめにほぐしましょう。 頭がスッキリして心にも好影響があります。 そして、側頭筋をマッサージすると、マスクでたるみやすくなっているまったほうれい線の予防やフェイスラインの歪みの改善にも繋がります。 そして、意外に凝っている顎の筋肉。 自分の頭の重さを使ってコリをほぐしたり、舌を丸めてRの発音をしたまま、首をゆっくり後ろに倒して、5秒キープ。顎の筋肉をじっくりほぐすのもおすすめです。 顎周りの筋肉のコリが解消されると、フェイスラインのたるみの予防にもなり、美容効果も期待できます。 自分ではなかなかむずかしいとか、ゆっくりご褒美時間というときには、美容鍼灸などを試してみることもいいでしょう。 顔のコリも取れて、気持ちも体もリフレッシュできます。 ワクチン接種も開始していますが、まだまだ続きそうなマスク生活によるマスク疲れ。 ストレスを溜めないようにしながら、暑い夏を乗り切りましょう! >>おうちでツボ講座はこちら >>ほかの鍼灸学科コラムはこちらから]