こんにちは。日本医学柔整鍼灸専門学校、広報担当です。
今年始まりました第1回台湾研修。
在校生のみなさん、卒業生のみなさん、そしてこれから入学されるみなさんに、少しでも興味を持っていただけるよう写真付きで紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
楽しみながら学べる台湾研修
台湾研修は観光と勉強の両方が楽しめるをコンセプトに新しくスタートした海外研修です。
日本医専が提携している長庚大学と台湾中国医薬大学の2つの大学での研修プログラムだけでなく、九份や十分といった台湾で人気の観光地も訪れます。
大学での研修
今回の台湾研修では長庚大学と台湾中国医薬大学の2つの大学での研修プログラムを用意しています。
長庚大学
桃園市にある大学で、1987年に台湾プラスチックグループの創設者が設立。
台湾の大学ランキングでは総合7位、私立大学1位を獲得した実績もあり、欧米・アジア圏との国際交流にも力を入れています。
こちらの大学では、美容鍼灸、VRを使った鍼灸デモと中国医学の外傷(ねんざ)講座、運動医学センターを見学をしました。
美容鍼灸
先生が台湾と韓国で学んだ美容鍼灸の講義とデモンストレーションをやっていただきました。
学生がモデルとなってデモンストレーションをやっていただきました。
参加した学生からも積極的に質問が出ました。
デモンストレーションの短時間でも効果があり、モデルをやった学生も大喜び。
VR鍼灸
続いてはVRを使った鍼灸の勉強。
身体の部位を選び、皮膚や筋肉をつけたり外したりできる高性能な人体模型に鍼をさすことができます。
危険な部位に鍼をさすと手持ちのコントローラーが振動するという仕組みになっています。
すでに鍼灸の資格のある卒業生や実技もばっちりやってきた3年生もVRに苦戦。
最終的には「日本医専にも導入してほしい」という声もあがりました。
大学内の学食で昼食を取りました。
パンや麺類、セレクトビュッフェスタイルなどたくさんのお店やメニューがありました。
こちらは四海遊龍というお店のエビワンタンメン 77元(約380円)
食後にはタピオカミルクティーやジンジャーティーなどを購入する学生もいました。
普通の旅行では味わえない海外の大学の学食を食べるという経験もできます。
中国医学の外傷
午後は大学病院に場所を移して研修を行いました。
まずは中国医学のおける外傷の授業で足首のねんざについて講義・実技の授業を受けました。
先生のデモンストレーションの後は、学生同士で実技練習。
運動医学センター
その後スポーツ医学センターの見学と体験をしました。
通院・入院患者の方も近くでトレーニングを行っている中、日本医専の学生も体験させてもらいました。
そして、最後に修了証の授与があり、みんなで記念撮影をしました。
台湾中国医薬大学
台湾でも有名な医科大学で台湾中部の台中にあります。
台湾大学ランキングでは3位を獲得した実績があり、医療設備が充実しているため、学生の内からより実際の現場に近い環境で勉強することができると言われています。
今回の研修では、眼部鍼灸の講義と実技、大学病院または治療院での臨床見学を行いました。
立夫中医薬博物館
大学病院内にある博物館、中医薬、鍼灸や漢方の歴史が展示されている博物館の見学をしました。
本来は撮影禁止なのですが、特別に撮影の許可をいただきました。
こちらは3Dバーチャルの経絡経穴アプリです。
どんなことができるかは・・・行ってからのお楽しみ♪
学生のみなさんは大興奮で「すごーい!日本医専でも導入してほしい」の声があがりました。
眼部鍼灸
眼に対する鍼灸の講義とデモンストレーション、実技を行いました。
眼の周りに鍼をさすだけでなく、目の裏側まで鍼を入れる技術を教えていただきました。
デモンストレーションの後は、美容鍼灸の練習用マネキンを使って眼の周りに刺す練習、眼の奥に刺す練習を行いました。
臨床見学
午後は、大学病院内または治療院にて臨床現場の見学をしました。
実際の患者様に治療をする様子をすぐそばで見学させていただきました。
患者様はランニング中に膝を痛めた方から脳卒中や交通事故での脳挫傷など身体が自由に動かない方も多くいらっしゃいました。
こちらの病院では西洋医学と東洋医学の医師が協力して治療を行っていく方針の病院で、中医師の数も一般的な病院と比べても多く在籍しているそうです。
海外での鍼灸を間近で見学して、「まさにこういう研修が受けたかったんです!」と台湾研修に参加して良かったという声をいただきました。
観光地
台湾研修は大学で研修を受けるだけでなく観光もしっかり楽しめる内容で作っています。
こちらのパートでは観光地を一部紹介します。
九份
九份に行くために台湾に旅行に行く人もいるほどの台湾でも人気の観光地です。
あのジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったのではないかと言われています。
自由散策の時間を取っておりますので、SNS映えな写真を撮ったりおやつを食べたりノスタルジックな九份をお楽しみください。
十分
十分も九份と同様、台湾で人気の観光スポットのひとつです。
天燈上げが十分の名物で、もちろん今回の研修にも組み込んでおります♪
願い事を書いて火をつけて空に飛ばします。
タピオカミルクティー(仙草ゼリー入り)を飲んだり、線路で写真を撮ったり楽しんでください♪
日月潭
日月潭は台湾中部にある人気の観光地で、台湾最大の淡水湖。
幻想的に輝くターコイズブルーの湖と、それを囲む山がまるで絵画のように美しいと国内外からの多くの観光客を魅了しています。
台北から距離があるので観光地としては少し行きにくい場所にはなりますが、今回の研修では専用車にて移動。
こちらは日月潭に来たらみんな食べるというくらい有名煮卵。
お茶としいたけで煮込まれた台湾式の煮卵はぜひ日月潭で!
夜市
台北最大級の夜市【士林夜市】や台中の夜市でのB級グルメの食べ歩きができます。
タピオカミルクティー、フルーツ、胡椒餅おいしいものから台湾の夜市名物の【臭豆腐】もあります。
宮原眼科
台中にある宮原眼科がは今や台湾屈指のインスタ映えスポットとして人気が上昇中の観光スポットです。
もともとは、日本人の眼科医・宮原武熊氏が開業した本物の病院でしたが、閉鎖後スイーツ店としてリニューアルオープン。
建物内はハリーポッターに出てきそうな内装で世界中からインスタグラマーが集まるのも納得です。
店内はオシャレなお土産がたくさん売られており、一定の金額を超えれば免税となり少しお得に購入することもできます。
そして、開店前から行列になっている人気のアイスクリーム屋さん。
EYE SCREAM(アイ スクリーム)の前でパシャリ。
味も見た目もおいしいアイスを宮原眼科でぜひ!
その他観光
本屋兼鍼灸道具販売店
こちらは本屋であり、鍼灸グッズが置いてあるお店です。
学生も教員もみんなテンションが上がって、様々な道具を購入していました。
足つぼマッサージ
自由行動の時間に研修での疲れをいやすために足つぼマッサージに行っていました。
食事
烏骨鶏料理の名店、鶏家荘 (チーチアズワン)
世界の10大レストランにも選ばれた小籠包の名店、鼎泰豐(ディンタイフォン)
2019ミシュラン・ビブグルマンにも掲載された牛肉麺の天下三絶
まとめ
いかがでしょうか。
楽しみながら学べる研修というのは写真からも伝わったのではないでしょうか。
第2回はさらにブラッシュアップをしてより充実した研修が実施できるよう帰国後から準備をしております。
今回は項目ごとに抜粋をしてまとめてみましたが、2024年の台湾研修のスケジュールは以下の通りです。
2024年のスケジュール
1日目 羽田空港→台北(松山空港)へ 到着後ショッピング(お土産屋・本屋兼鍼灸道具販売店)・鶏家荘 での夕食・士林夜市での散策
2日目 長庚大学にて研修・鼎泰豐での夕食
3日目 十分での観光・九份での観光・天下三絶での夕食
4日目 台中へ移動・九族文化村での観光・日月潭での観光
5日目 台湾中国医薬大学での研修・燉品棧での夕食
6日目 宮原眼科での観光・台北へ移動・台湾(松山空港)→羽田空港へ
みなさまのご参加をお待ちしております。
インスタのストーリーズのハイライト部分で、現地で撮影した動画がたくさんあがっておりますので、インスタもぜひごらんください。