こんにちは!
日本医学柔整鍼灸専門学校 柔道整復学科 副学科長の青木です。
今年で15周年を迎える中国上海研修。
ここ数年コロナ禍において中止せざるを得ない状況でしたが、来年の再開を目標に現在視察を行っています。
前回に続き、視察の模様をご報告します。
視察メンバー:奥田相談役、鍼灸学科学科長 天野先生、柔整学科学科長 森下先生、柔道整復学科 副学科長 青木
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今回は東洋医学で中国屈指の上海中医薬大学附属龍華病院を視察しました。
鍼灸外来の診察室は全7室、患者数は半日で200人という規模でした。
梅雨が明けてから患者数は多くなり、7月の中旬から下旬は1日500~600人に及びます。
これは「冬病夏治」といって、冬に体調が悪くなることの予防のために患者さんが治療に訪れるからです。
東洋医学で重視する未病治療や、予防医学といったことが中国では根づいているのだと改めて感じました。
上海市無形文化遺産に指定されている陸氏鍼灸を継承している90歳の現役鍼灸師の先生も臨床現場に立たれていました。
次は推拿(すいな)外来に移動しました。
推拿とは日本でいうあん摩の様な手技療法ですが、中国では医療の一端を担っており、専門の医師が行っています。
保険による治療も行われています。
見学した時は、急性腰痛の治療が行われていました。
患者さんの状態によって温熱機器も使われるようです。
視察はまだ続きます!
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2024.07.03
中国上海研修再開に向けて ②
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