日本医学柔整鍼灸専門学校 柔道整復学科 学科長の森下です。
本校では学校の方針として、海外での学びを推進しています。
前回に続き、来年の成都研修開始を目標に現在行っている視察の模様をご報告します。
視察メンバー:奥田相談役、鍼灸学科 学科長 天野先生、柔道整復学科 副学科長 青木先生、森下
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今回も中国四川省成都第一骨傷病院の視察の模様をご報告します。
訓練室の視察の模様です。
この病院には骨傷で必要なスキルを磨くことを目的に訓練室が設置されています。
骨傷で一番大切と話されていた解剖の知識を磨く部屋では、実際に解剖実習ができる設備を有していました。
救急救命の訓練室です。
屋上にヘリポートを有し、災害時などに活躍する病院として、救急救命の訓練設備も充実していました。
舌診、耳ツボ治療の訓練室です。
こちらでは奥田相談役が患者役となって、訓練の様子を再現してくれました。
まず舌の状態を診て、体の状況を読み取ります。
そして不調と感じたところに一致する耳ツボを刺激していきます。
ツボを探す機器も使っていました。
一見すると骨傷と耳ツボは関係が無さそうにも感じますが、そうではありません。
こちらの病院では骨折などの患部だけを診るのではなく、体全体の調子を診て、不調なところがあれば改善していく。
そうすることで結果的に治癒が促進し、患者さんを早期社会復帰へと導いて行くのです。
素晴らしい考えですね!
視察はまだ続きます。
2024.07.19
中国上海研修再開に向けて ⑦
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