こんにちは。日本医学柔整鍼灸専門学校です!

今回は3年間で柔道整復師・鍼灸師のW資格を目指す森田さんのインタビューをお届けします!

森田さん
日本医学柔整鍼灸専門学校
柔道整復学科 夜間部1年生
鍼灸学科 昼間部1年生

自分への葛藤、経営者として2つの顔

-前職はどんな仕事をしていましたか?

メーカーでの営業経験を経て、国立公園管理の委託を受けている企業で勤務していました。清掃や安全確認、公園内にある芝生の管理が具体的な業務です。

大学を卒業した当時や転職のタイミングでは、心からやりたい仕事を選択できた気がします。前職での仕事は楽しく、やりがいを感じました。
ですが、正社員登用までに一定の期間が必要で雇用に対する不安を抱えながら、働いていたのも事実です。

このまま働き続けるか、思いっきりキャリアチェンジをして自分なりの生き方を発掘していくか、取捨選択できずに葛藤し続けていました。それが32歳のときです。

-苦悩の中、キャリアチェンジを決心したきっかけは何ですか?

2つあります。悩みに悩んで「では、自分のやりたい仕事って?」と自問自答したときに、頭の片隅にある思い出を蘇ったことが1つ目のきっかけです。

高校の頃に腰痛を抱え、その時はあまり運動ができなかったので治療院に通う日々が続いていました。心身ともにサポートしてくれた先生がいて、本当にお世話になりました。
32年の人生を振り返って改めて思い返すと、医療業界で働くことにチャレンジしても良いと考えたのです。自分にとって大切な体験であり、逆の立場で人を助けるという仕事を今から目指しても遅くないなと。

2つ目は将来的に家業を継ぐことが決まったことです。家の仕事と、自分のやりたい仕事をどう折り合わせたら良いか…何十年先のキャリアプランを慎重に考える必要がありました。
そんな時に考えたのは「兼業」です。今は働き方が多様で、自分らしい将来設計を豊かに選択できるはずです。両親の意思を継ぎ、自分の希望を同時に叶えるパラレルキャリアを実現できそうだなと。

家業の空きスペースに治療院を誘致して、運営をサポートすることも一瞬考えました。
でも違うんです。自分で開業して、両方の仕事の経営者になりたいのです。

高校生の頃にお世話になった医療業界への想い、治療院の独立開業ができる点を踏まえて柔道整復師鍼灸師にキャリアチェンジしようと決心しました。

理想の経営者から逆算して考える

-柔道整復師・鍼灸師のW資格を目指そうと思った理由を教えてください。

独立開業という目標は設定できたのですが、どんな経営者になりたいかを先に考えました。私は大規模な治療院を経営するより、小さい規模でも地域に貢献できる治療院を開業したいです。経営者でもありますが、常に臨床現場の最前線に立つ治療家でもあるイメージです。従業員は少ないながらも、どんな患者様も対応できるそんな強い職場を作っていきたいです。

そのためには「一人で対応できる幅が広い」人材を目指したいなと。
もちろん1つの資格でも独立開業はできます。ただ自分の理想をから逆算して考えたときに、やっぱり誰一人として患者様を困らせたくないのです。

柔道整復師は骨折や脱臼、スポーツ外傷などケガ対応に強く、鍼灸師は身体の内側からアプローチができ、あらゆる慢性的な症状に対応できます。
そして地域には子どもから大人、高齢者、また部活動に取り組む中・高校生や社会人など多様な人がいてその分、身体の関する痛みや悩みも広範囲です。

幅が広い技術があることで地域には欠かせない存在になり、柔道整復師・鍼灸師のW資格でどんな症状にも対応できると思い、2つの資格を取得したいと決めました。

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-森田さんはどのように再進学先を決めましたか?

32歳から貯金をしながら将来の方向性を決め、学校探しは35歳のときに始めました。
まずは家から近く、W資格が取得できる学校に絞ってパンフレットを取り寄せ、5.6校の学校を見学したはずです。

一通りの見学を終えて比較すると、想像以上に学校ごとの特徴って違うと感じました。なので悩みました。

先ほども話した通り、独立開業したときに幅広い技術を提供できることが自分で大事にしたい価値観です。
実技時間が多くゼミを通して幅広い手技が学べることが日本医専に決めた理由の1つです。

また2つの学費減免制度を組み合わせて、学費負担を大きく減らせることやオンライン授業があることも決め手です。もう一度学校に通って資格勉強するので学費サポート制度、時間の有効活用ができる点で社会人にとって学びやすい環境だなと感じております。

あとは昼間部・夜間部のある学校だと自分に合う過ごし方ができ、柔道整復師・鍼灸師の資格両方を3年間で取得できるイメージを持てました。昼間部の授業が終わった後には予習・復習を行い、夜間部の授業に臨むことができます。この勉強スタイルだと安定的に自学習の時間を確保できるので自分に合うと判断しました。他にもゼミに参加したり、家に帰ってリラックスする等、変化があり有意義な日中の過ごし方ができる点も個人的には良いと感じています。

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女性の大変さ。知るべきことを知れたゼミ。

-学校生活の様子を教えてください。

鍼灸学科では昼間部に所属して、入学前は「女性しかいないかな?」と勝手にイメージしていたのですが、全くそんなことはなかったです。それ以上に、年齢層が幅広いにことに驚きました。社会人比率が高いのですが10代後半から60代までの学生がいて、和気あいあいと授業に臨める環境が日本医専らしさと感じます。

柔道整復学科では夜間部で授業を受けていて、昼間部と違った雰囲気です。落ち着いて授業が進むときもあれば、実技のときには盛り上がったりとメリハリがあるように思えます。座学授業のほとんどが対面かオンラインで選択できるハイブリッド型です。私は対面派なので基本的には毎日登校しています。
オンラインで受講したい人にも学習環境を作っているので、社会人は仕事との両立がかなり進むのではないかと思います。もしかすると実技授業で全員が顔を合わせるので「久しぶり!」という感覚で、授業に活気が出るのかもしれません!

1年生の後期に入り、柔道整復学科では美容ゼミに参加しました。最初は化粧に関することを扱い、今まで化粧をしてあげたこともなければ、クレンジングでファンデーションを落とすことも当然なかったので、女性の大変さを知りながら「これって必要なことだよな」ってすごく勉強になっています。美容ゼミに参加していなければ知ることもなかっただろうし、将来の自分が現場に立つ上で、知るべきことを知れたと。他にも足ツボ、耳ツボにアプローチする美容系の手技を学べているので、楽しく参加できています!


⬆️美容ゼミの様子をインスタで紹介しています!

他だと平日の日中にはクラスの友達とランチに行ったり、復習したり、夜間部の授業のために予習して過ごしています。
週末は苦手分野を復習する時間に充てたり、遊びに行ってリフレッシュしたりと、メリハリをつけて行動しています。土日の授業がないから好きなこと・必要なことにどう時間を使うか計画を立てやすいです。あとはオープンキャンパスの学生スタッフもやっています!

-今後の抱負や自分に期待することは何ですか?

もともと興味がないことに行動量は少なく、仕事も好きなことではないと身が入らないと感じています。
30代半ばで「あと30~40年続けられる仕事」を探そうと志し、キャリアチェンジを決意したので、国家資格の合格・卒業にとどまらず患者様に向き合って施術ができる人になりたいと期待しています。

約20年ぶりになりたいと思った柔道整復師・鍼灸師への気持ちを胸に、毎日の勉強を頑張ります!

自分が腰痛を患っていたこともあり、治療院を開業できたら地域の方に対して身体の慢性的な痛みや日常生活における悩みを解決できるようにアプローチをしていきたい。あとは近くに学校や住宅地が多いので、小・中学生に対してスポーツ外傷のケアしてあげたいです。

思い出したのですが、親族の結婚するときに写真っていっぱい撮るじゃないですか!他にも入学式・卒業式など…重要なシーンで写真を撮ってもらうときって結構ありますよね。

美容に関するニーズは、ハレの日にもあるのではないかと。

主役の本人はもちろんのこと、お母さんやその親戚の方に対しても「大事な日にきれいになりませんか!?」と提案できたら楽しいし、お客様も大事な日を最高な状態で迎えられるので嬉しいのではないかと。なので美容に関する知識・技術は増やしていきたいと思います。

-これからキャリアチェンジを計画する人へメッセージをお願いします。

現在、36歳になりますがもっと早いタイミングでキャリアチェンジをすれば良かったと自分に言いたいです。勉強面で若いときの方が覚えが良いと感じました。
もちろん仕事を辞めて入学するとなると収入や貯金のことなど考えなくちゃいけないですが、学校で勉強したいという想いが強いのであれば1年でも早く、取り組んだ方が「学ぶことが楽」になります。

柔道整復師・鍼灸師という次のキャリアを長く積めるはずなので、チャレンジするなら1年でも早く!かなと思います。

 


森田さん、ありがとうございました!

自分のキャリアを見つめ直し、経営者として2つの顔を目指す森田さんの将来が楽しみです。

まずはW資格を取得できるように日本医専でも全力でサポートしていきます